ここから本文です

『美女と野獣』の愛を深めたスープとごちそう肉を作ってみた【映画の料理作ってみたらvol.24】

dmenu映画 5/2(火) 12:10配信

実写版『美女と野獣』が4月21日に公開され、『アナと雪の女王』を超える大ヒット・スタートを記録しています。この作品の基となったディズニー・アニメーションが製作されたのは1991年。アニメーションならではと思っていたあの世界がどのように実写化されたのか、そして『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンがどのようにベルを演じるのか。大勢の人がこの映画の公開を楽しみに待っていたに違いありません。

【画像】タカアシガニを食べてみました

おとぎ話に登場するお城、と言われて食い意地のはった私が連想するのは、お姫様でも王子様でもなく「テーブルに並んだごちそう」。本作には、おとぎ話にありがちな過剰なごちそうがテーブル上に溢れかえる、という描写はありませんが、食事のシーンが物語の重要なポイントとなっています。というわけで今回、ベルと野獣が食べる赤いスープと、鳥(鶏ではない)の丸焼き、そしてお城のごちそうっぽいものを作ってみたいと思います。

ディズニー・アニメーション版『美女と野獣』はその年の全世界興行収入第3位という大ヒットとなっただけでなく、アニメーション映画として史上初めてアカデミー作品賞にもノミネートされました。どの時代のどの国のバージョンも、野獣の姿にされた王子のお城に村の娘ベルが囚われる、というベースは同じですが、ディズニー作品以前の物語には、おとぎ話らしくもう少しドロドロした背景があります。裕福な商人だったベルの父が破産して失意の一家が田舎に引っ越してくる、とか、ベルにはシンデレラばりに意地悪なお姉さんたちがいる、とか。

バラの花が物語上で大きな役割を果たすところも共通していますが、「バラの花びらがすべて散るまでに人を愛することを学び、また愛してくれる人が現れなければ、王子は永遠に野獣の姿のまま」という期限付きの呪いをかけられるのはディズニー版のオリジナルのようです。お話を簡略化し、タイムリミットを設けてサスペンスを盛り上げるあたりがアメリカ映画っぽい。でも、ベルと野獣のラブスト―リーを大きくフィーチャーしたこと、さらには食器や燭台までが歌い踊るミュージカル仕立てにしたことが、この映画が世界中で成功した理由なのかもしれません。

1/4ページ

最終更新:5/9(火) 16:37

dmenu映画