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【F1】猛追のベッテル退け優勝のボッタス「レース終盤、タイヤは重大なダメージを負っていた」/ロシアGP決勝

5/2(火) 12:17配信

motorsport.com 日本版

 ロシアGP決勝で優勝したメルセデスのバルテリ・ボッタスは、38周目のターン13でタイヤをロックさせたものの、背後から猛追するセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)を退け、トップチェッカーを受けた。

【写真】表彰式後、優勝トロフィーをメルセデスのピットに持ち帰ったボッタス。それをウルフが暖かく迎えた

 その時、メルセデスのデータは、ボッタスのタイヤが非常に深刻な状況に陥っていることを示していたという。またレース終盤のオンボード映像では、ボッタスのステアリングが大きく振動しているのが確認できる。

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、次のように語った。

「彼はフロントタイヤをロックしたせいで、タイヤにフラットスポットを作ってしまった。我々のデータ上では、それがタイヤに重大な損傷を与えた事が判明した。結局、それは彼のパフォーマンスに支障をきたした」

「その時、大きなストレスを抱えていた事だろうが、彼は耐え抜いた。それにレースペースが十分保たれている事がわかった」

「彼の妨げとなったのは周回遅れのマシンによるトラフィックだった。だが、時に我々を助けてくれた。(最後の)フェリペ(・マッサ/ウイリアムズ)には感謝しなければいけないね。彼にビールを奢らなくては」

 ボッタスは、フロントタイヤの温度が下がり始めた時にタイヤをロックさせてしまったと説明し、その瞬間からタイヤの調子が悪くなり、ドライビングに影響していたことを明らかにした。

「フラットスポットのせいで、タイムロスしたのは間違いない」とボッタスは語った。

「チームはとにかくタイヤの温度を上げるために、フロント側のブレーキバイアスを強めるようアドバイスしてくれた」

「フラットスポットのせいでタイム差が縮まっていた。それに、トラフィックにも引っかかっていた」

「ソチのトラックのリズムは特異だが、見つけ出す事が出来れば、良いラップタイムを維持する事ができる。逆にリズムを失ってしまうと、取り戻すのに数周かかってしまう」

「僕は周回遅れのマシンがいて、少しリズムを失ってしまったが、前方がクリアになった時、自分のリズムを取り戻すことに集中できた。タイヤの温度も上がってきてペースを上げられるようになった」

「あとはもう、チーム無線を極力飛ばさないようにチームにオーダーした。僕はとにかくコーナーに集中して、完璧なラップをして、周回遅れのマシンたちをいかに交わしていくかを考えていた。そのおかげで勝利する事が出来たよ」