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「経験済み」中学生カップルも......ムズキュン思春期の恋を描くアニメ「月がきれい」の徹底したリアル描写

5/2(火) 15:56配信

トレンドニュース(GYAO)

メインキャラクターたちが中学生というアニメは数あれど、これほど生々しく思春期を描いた作品が過去にあっただろうか。4月よりTOKYO MX他で放送中のアニメ『月がきれい』は、徹底したリアル路線が魅力だ。

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■“経験済み”の中学生カップルも

小説家志望の文芸部員・小太郎と陸上部の茜(あかね)は、中学3年生で初めて同じクラスになり出会う。学校生活の中で2人はお互いを意識し始め――。

何かとアニメで主人公になりやすい、“中学3年生”という時期。しかし、ここまで正面きってリアルな14、5歳の日常を描写した作品も珍しい。まず第1話の序盤、小太郎と茜がファミレスで出くわすシーンを見れば、『月がきれい』の特異さがわかるだろう。家族で食事に出かけたら、たまたま同級生も家族と食事に来ていた。なんとなく気まずくて気づかれまいと息をひそめていたのに、母親が相手のテーブルにあいさつに行ってしまったときの「あぁー……!!」という気持ち。こんな誰でも共感できる、しかし格好悪すぎる一連の流れをわざわざ描写するなんて、『月がきれい』は“中3が主人公”のアニメの中でも何か違う作品だと一気に理解させられる。

大人のアニメファンから見ると、「今の中学生はこんな感じなのか!」と驚く部分もある。登場キャラクターたちはLINEを使いこなしており、たとえば運動会の用具係になったら、すぐ「用具係で連絡用のグループLINEを作ろう」と決まる。茜が小太郎のLINE IDを聞き忘れてしまってしまったせいで、小太郎1人だけ連絡が届かず、担任にサボリとみなされることになってしまうのだが……。このようなトラブルも、今の中学生からすると“あるある”なのだろう。

さらに『月がきれい』の世界観では、中学生は未熟ではあっても純粋な存在ではない。節子と永原のカップルは、すでに“経験済み”らしく、当たり前のようにホテルに行こうとする。確かに現代においては、中学生で初体験を済ませる場合も少なくないらしいが、ここまで生々しく中学生のイマに迫るとは!

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