ここから本文です

新品種「富富富」 苗の段階で違いが/富山

5/2(火) 21:13配信

チューリップテレビ

 富山米の未来を担う新品種・『富富富(ふ・ふ・ふ)』の試験栽培が先月下旬から始まっています。

 現在は、田植えに向けた苗づくりの段階で、2日は、その生育状況を確かめる調査がおこなわれました。

 新品種の特徴が、はやくも出てきているようです。

 「こちらが新しい県産ブランド米・富富富の苗です。先月20日に種まきが行われ、背丈10センチほどに青々と育っています」(京極記者)

 新品種・『富富富』は来年秋のデビューに向けて、この春から、土壌条件の異なる県内23か所で試験栽培が行われてます。

 今は、田植えを前に各地で苗作りをしていて、2日は、そのうち、富山市婦中町のビニールハウスで生育状況の調査が行われました。

 調査では、県やJAの職員が苗の長さや葉の枚数、根の張り方などをチェックしました。

 「病気の気配も全くありませんし、根っこの張りも非常にいい。全般的に順調に生育している」(広域普及指導センター・岩田忠康所長)

 新品種は、高温や病気に弱く、倒れやすいというコシヒカリの弱点を克服し、県産米のブランド力を強化しようと、県が10年ほど前から開発を進めてきたものです。

 コシヒカリとの違いは、苗の段階ですでに現れているといいます。

 「一言で言うとずんぐりむっくりしたような感じ。その分中身が充実している」(富山農林振興センター・荒井清完係長)

富富富は、コシヒカリに比べて苗の丈が短い分、太く、中身が充実していて、田植えのあとの生育の良さにつながるということです。

 県などはこのあとも定期的に調査を行って品質の管理に努めることにしているほか、各地のデータをもとに来年からの本格栽培に向けて生産マニュアルを作成します。

 新品種『富富富』の田植えは、今月15日ごろ行われる予定です。

チューリップテレビ