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【WRC】0.7秒差で逆転優勝のティエリー・ヌービル「2位のエバンスを讃えたい」/ラリー・アルゼンティーナ

5/2(火) 16:59配信

motorsport.com 日本版

 ヒュンダイのティエリー・ヌービルは、ラリー・アルゼンティーナ(アルゼンチン)を2位から0.7秒差で勝利した。

【動画】最終ステージのハイライト動画。エバンスの終盤のスプリットタイムを見たヌービルは喜びを爆発させた

 今回イベントは、最終ステージ前までエルフィン・エバンス(Mスポーツ)がリードしていた。ライバルたちがトラブルに悩まされタイムロスをする中、エバンスは好調に走行し、2日目終了段階では総合2番手に1分差をつけた。

 しかし、2日目朝の段階で総合6番手だったヌービルは猛進し、3日目終了時までにエバンスの11秒差に接近し総合2番手に浮上、最終ステージ前にはエバンスに0.6秒差まで迫った。

「このような僅差でラリーを終えたことは、僕のキャリアの中で1度もなかった」とヌービル。

「僕はエルフィンを讃えるよ。彼と素晴らしい戦いを繰り広げる事が出来た」

「僕たちにとって本当に激しい週末だった。誰もがトラブルを抱え、ミスをし、パンクに悩まされた。でも決して諦めず、常にプッシュし続けた」

「それが今回勝利する事ができた鍵だ。難しい事だが、僕たちはそれを成し遂げる事ができた」

 最終ステージで、ヌービルはSSトップタイムを記録した。しかし、エバンスも序盤のスプリットまでは最速をマークしていた。ヌービルは走行を終えた後、モニターでエバンスのスプリットタイムを確認した時には、一瞬落胆したという。

「最終ステージの走行が終わった後、彼のスプリットタイムを知ったんだ。エバンスは僕よりも2秒速かったから、もうダメだと思った」とヌービル。

「彼の走行を映像で見ている間は、人生最悪の瞬間だった」

「(最終ステージで)僕は全力を尽くした。でも、前の2ステージでかなり強くプッシュしていたから、良いタイヤが残されていなかった」

「でもその後のスプリットでは僕たちが1.3秒勝っていた。もしミス(エバンスはSS中盤の橋に軽く接触して失速した)がなかったら、彼は勝利に値していたと思う。またその時点で彼がロスタイムを挽回するのは困難である事が分かっていた。最終的に0.7秒差だったことは本当に驚いたよ」

 ヌービルは2連勝を挙げたことでドライバーズランキング3位に浮上した。現在トップのセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)に18ポイント差、2位のヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ)に2ポイント差で迫っている。

David Gruz

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