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陰険な老人たちの闇……「やすらぎの郷」、ナスの呪い揚げ儀式がツッコミどころ満載

5/2(火) 16:39配信

トレンドニュース(GYAO)

話題のシニア向けドラマ、テレビ朝日系「やすらぎの郷」で、平均年齢80歳にも届きそうなおじいちゃんおばあちゃんたちが謎の“ナスの呪い揚げ儀式”を行った。ネット上でも放送前から話題を呼んだ、こちらの儀式の全貌とは……。

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■新月の夜の丑(うし)三つ時にナスを……

このドラマの舞台は、テレビや映画の世界に貢献してきた大物だけが入れる老人ホーム“やすらぎの郷 La Strada(ラ・ストラーダ。イタリア語で『道』の意味)”。出演者も登場人物同様、石坂浩二や浅丘ルリ子をはじめとした超大御所スターが集まっている。

展開もゆっくり、喋(しゃべ)るテンポもゆっくり、今の若い世代のドラマに疲れた人が見る作品……と思っていたのだが、現在のテレビ業界への強烈な毒や、元スターたちの哀愁は、若い人が見ても楽しめるようになっている。中でも5月1日放送の第21話で登場した“ナスの呪い揚げの儀式”はツッコミどころ満載で、放送前から話題を呼んだ。

参加人数が足りずに誕生日パーティを断念した白川冴子(浅岡ルリ子)のために、九条摂子(八千草薫)が提案したのが“ナスの呪い揚げ”。その内容とは、新月の夜の丑(うし)三つ時に、ナスを割り箸で刺しながら嫌いな人の名前を叫び、十分に揚がったらそれをショウガ醤油(じょうゆ)に浸して食べるというもの。呪われた人間は、なぜか不幸な目にあってしまうという。

冴子が恨みを晴らしたい人間はなんと384人。その相手たちは何十年も前に恨んだ相手のはず。ほとんどが現在進行形で付き合っている相手ではない。泣く泣く30人まで減らしたものの、不幸の儀式に周りもノリノリで、「ぜひ行いましょう」「私も1人やりたい」と積極的に参加する。

■ホラー映画のような雰囲気の中、決行

なんて陰険なお年寄りたちなのだろう。しかし、あくまでおっとりと、上品に話し合い、執り行う。そのギャップが堪らない。御年86歳の八千草薫が、「オガワアキラー!! 」と叫びながら割り箸でナスを刺す姿はとてつもないインパクトだ。決行当日、天気はおあつらえ向きにも雷雨でホラー映画のような雰囲気に。ホームのコック長らが準備を完璧に行い、儀式はドンドンおおごとになっていく。このしょうもなくて、もの悲しい儀式。見ているとさまざまな感情が沸き起こってくる。

「うってつけの雷鳴が轟(とどろ)く中、いよいよ陰惨な呪い揚げの儀式が始まる……」といったあらすじの内容から、放送前からネット上で話題を呼んでいた第21話。いざ放送されてみると、予想を上回るインパクトを与えてくれた。

「やすらぎの郷」は今後も片岡鶴太郎、上川隆也、神木隆之介、清野菜名、津川雅彦、冨士眞奈美、向井理といった豪華キャストがゲスト出演することが発表されている。毎週月~金曜の昼12時30分~12時50分という時間帯の放送だが、まったり気を抜いて見ていられないエッジがある。

(文/沢野奈津夫@HEW)

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