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【F1】ザウバー代表「F1を”フランチャイズ制”にして、安定させるべき」

5/2(火) 19:51配信

motorsport.com 日本版

 ザウバーのチーム代表であるモニシャ・カルテンボーンは、小規模なF1チームが生き残るため方法について、持論を語った。

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 カルテンボーンの考える方法とは、アメリカの主要なスポーツで導入されている”フランチャイズシステム”である。このシステムは、運営団体がその収入を一手に引き受け、それをチームの成績などある規定に応じて分配するという手法だ。これにより、小規模なチームは倒産の”恐怖”から解放されることになり、そしてメーカーの資金に頼る必要もなくなるという。

「私はそうしたシステムを採用することが、理に適っていると考えています」

 カルテンボーンはそう語る。

「私にとって最も重要なことは、スポーツの価値とチームの価値が向上することです。理想的には、多くの収入がある世界にいたいと思います。しかし、その収入は保証されていないかもしれません。少し強い言い方かもしれませんが、それ(フランチャイズシステム)ならば、それが与えられるのです」

「そうすれば、今のレベルで存在し続けることができないということを、恐れる必要はありません。なぜならこのスポーツには、それぞれの働きに対して利益をもたらす、十分な収入があるからです」

「大きな利益を挙げることはできないかもしれませんが、このスポーツでの競争力をつけることを可能にするものです。トップ3チームにはなれないかもしれません。でも、もし中団の10チームのうちのひとつであるなら、このアイデアはこのスポーツにとってとても良いことだと思います」

「そのようなフランチャイズシステムを構築し、このスポーツが持つブランド価値を保持するのは、とても重要だと思います。なぜなら、それは再びフランチャイズに価値をもたらすからです」

「これは間違いなく、このスポーツに入ってくることを考えている人々に対しても、訴えることになるでしょう。なぜなら彼らは、そのことに価値があり、その将来は安全であるということを事前に理解できるからです」

「F1には二部リーグはありませんし、『今は下位のリーグにいるけど、再昇格に挑むことができる』と言えるような場所もないのです」

「だから、このスポーツに投資したいと考えている人々に対して、ここで生き残ることができるという安心感を与えられなければいけないと思います」

Andrew van Leeuwen