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【F1】メルセデス「ボッタスとハミルトンは“昨年“のようにならない。ふたりの関係はそれと全く違う」

5/2(火) 20:25配信

motorsport.com 日本版

 ロシアGP決勝でメルセデスのバルテリ・ボッタスは優勝を果たし、一方のルイス・ハミルトンは、レースペースが改善できずに苦戦したため4位となった。よって、ふたりの年間ポイントは10ポイント差に縮まった。

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 現在ポイントリーダーであるフェラーリのセバスチャン・ベッテルと、2位のハミルトンのポイント差は13であり(ボッタスは3位)、今後もこの3名によるチャンピオン争いは白熱すると予想される。

 昨年、ニコ・ロズベルグとハミルトンによって繰り広げられたチーム内でのチャンピオン争いによって、メルセデスは何度も緊迫したムードに包まれた。それでもメルセデスの経営陣は、昨年と同じ事が今年にも繰り返されることはないだろうと主張している。

 メルセデスの非常勤会長であるニキ・ラウダは次のように語った。

「(ロシアGPの後)彼らが熱くなっている様子はなかった。おそらく彼(ボッタス)が(勝利について)多くを語らなかったため、うまくことが回っているのだろう」

「昨年であったような険悪なムードになる兆候は見られない。ルイスはプロフェッショナルであるし、一方(ボッタス)もそうだ。彼(ボッタス)が優勝したからといって、問題が発生するとは思わない」

「彼らは互いを尊重しあっている。もっとも重要なことだ」

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、ロシアGPの結果によってふたりが戦闘体制になる可能性を予期していたが、チームの状況はこれまでとは違っていると明らかにした。

「私はふたりの間に戦いのゴングが鳴るのではないかと予期していた」

「ルイスは悪い週末を過ごすこととなった。よって我々はそれぞれのマシンやドライバー、タイヤを管理して整理していただけだった」

「彼らの関係が悪化するようなことはなかった。ルイスはバルテリの初勝利を祝っていたし、彼らはお互いを尊敬し合っているのだろう」

「どちらにとっても手強い競争相手だ。彼らはレースに勝ち、チャンピオンシップを争いたがっている。私は昨年のニコとルイスのように、彼らがチームに大きな影響を与えることはないと思っている」

「ふたりの関係はそれとは全く違う」

Jonathan Noble