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新日本プロレス、2017年前半の各ユニットの勢力図を採点してみる

5/2(火) 17:00配信

AbemaTIMES

2017年前半の新日本プロレスは、オカダ・カズチカの安定政権を軸に展開していった印象だ。年明けの東京ドームでもはや「2017年のベストバウト確定」というケニー・オメガ戦、続く戻ってきた鈴木軍、鈴木みのる戦、ケニー戦とまた違った意味で命を削る戰いとなった柴田勝頼戦と「名勝負製造機」となりつつあるオカダの「個の魅力」がクローズアップされることが多かった印象だが、2017年3分の1が終了した時点での、新日本プロレスで活躍する5つのユニットを勢力図とともに採点してみたい。

MVP:新日本隊(タグチジャパン)

ここ数年徐々に存在感を失いつつある本隊、年初の東京ドームでの試合結果は悲惨なものだった。エース棚橋が内藤に完敗、引導を渡され、長年Jrの王だったKUSHIDAが、高橋ヒロムに敗れタイトルから陥落。その後も3月、4月の本間朋晃や柴田勝頼が長期離脱と負のスパイラルという雰囲気だが、ドーム大会でNEVER6人タッグ王者となった田口隆祐、棚橋弘至、中西学という「寄せ集め感」しかなかったチームから、田口が監督をつとめ代表メンバーを選抜するサッカー方式のチーム「タグチジャパン」が誕生。

最初こそ成り行き任せのグダグダ感も漂っていたが、「田口監督」というギミックで選手たちの活き活きとしたファイトを引き出すことになる。ものまねや、連携で魅せる流れるような攻撃、田口監督のお約束の「ケツ」など、かつての全日本プロレスの明るく楽しく激しいプロレスの新日版的な路線も、会場でもファンの一定の支持を受けるようになっている。

現状は内藤哲也率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとの抗争というのがメインテーマだが、裏テーマ、むしろそちらが本質といえる育成と選手の再生には目を見張るものがある。

「タグチジャパンが育てた」という意味で成長著しいジュース・ロビンソン、そして敗戦続きでタイトル戦線から距離を置くことが目立っていた棚橋弘至が、4月の後楽園ホール大会あたりから、エアギターパフォーマンスなどかつての輝きを取り戻すような元気なパフォーマンスを見せたりと復活のフラグた立ちはじめている。スーパーJrに向けて福岡で復活する「KUSHIDAの再生」もタグチジャパンが担う重要テーマになりそうだ。

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最終更新:5/2(火) 17:00
AbemaTIMES