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日本野球への順応実感 ホークス新助っ人ジェンセンが2軍で本塁打量産モード

5/2(火) 18:10配信

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日本野球への順応に手応え、ジャンセン「タイミングが合ってきている」

 ソフトバンクの新助っ人がアーチを量産している。とは言っても、1軍で活躍しているアルフレド・デスパイネではない。ファームで必死に汗を流し、1軍昇格を狙っているカイル・ジェンセン内野手のことである。

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 ファーム本拠地のタマホームスタジアム筑後で2日に行われたウエスタンリーグのオリックス戦。同点で迎えた7回に、特大の1発は飛び出した。2死で打席に入ると、オリックス5番手の比嘉が投じた真ん中低めのボールをジャストミート。甲高い快音を残した打球は、中堅バックスクリーンを直撃した。

 勝ち越し点を生み出す8号ソロに「それまでの打席も感触は悪くなかった。最後をホームランで終われて良かったよ」と笑みを浮かべた。

 この日は4打数1安打1本塁打。最近5試合で21打数7安打の打率.333をマークし、3本のアーチを放っている。最近10試合で見ても5本塁打と量産し、8本塁打はリーグトップを独走。23打点もリーグ1位だ。「自分のスイングをすることを心がけてやっている。タイミングが合ってきている」と状態が上向いてきていることを自らも実感している。

 チームの長打力強化を期待され、ダイヤモンドバックスから加わったジェンセン。だが、オープン戦では日本の投手への適応に苦労し、結果を残せなかった。ウエスタンリーグでも一時は打率1割台に低迷。カブスから復帰した川崎宗則はアメリカと日本の投手の「間」の違いを口にしていたが、ジェンセンも「そういうものを感じるところはある。アメリカと日本の投手の感覚は違う」という。

来日中の両親の前で1軍での雄姿見せられるか―

 キャンプ前に来日して3か月が経過した。その違いに対して「打席の中でどうすればいいか、分かってきている。感覚がよくなってきているし、タイミングが合ってきている」と、ここにきて適応が進んできているようだ。

 現在、両親が来日しているジェンセン。この日もスタンドで息子の勇姿を観戦しており「両親が見た4試合で3本目だね。両親も日本で野球をやっている姿を見ることは嬉しいと思う」と笑う。滞在予定は5日までだという。

 ロベルト・スアレス投手がトミージョン手術を受けて長期離脱中で、1軍の外国人枠には1つ空きがある。吉村や江川といった右の大砲もファームにおり、1軍の右の代打1番手は川島。バックアップに長打を打てる打者がいない状況にある。

「(昇格は)僕が決めることじゃない。僕は毎日グラウンドに来て、自分のプレーをしっかりするだけだよ」

 三振が多いのは玉にキズだが、その長打力は魅力。お声はかかるか。両親の滞在中に、ヤフオクドームでプレーする姿を見せてあげたいところだ。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

最終更新:5/2(火) 18:42
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