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「任侠団体山口組」立ち上げ 「猫組長」と会見参加のジャーナリストが分析

5/2(火) 19:00配信

AbemaTIMES

「サイン事件」は「情けない、恥ずかしい事」

 4月30日、兵庫県尼崎市に神戸山口組の“直参“と呼ばれる幹部たちが集まり、新組織の立ち上げ会を開いた。

 新たに立ち上がったのは、新組織「任侠団体山口組」。組長は置かず、神戸山口組の中核組織、山健組の織田絆誠(本名:金禎紀)元副組長を代表にするとしている。

 集会後、テレビカメラを入れない形での異例の記者会見が開かれた。その場に立ち会ったフリージャーナリストの今西憲之氏によると、会見は「古川組」の事務所3階にある、旅館の大広間のような3~40畳敷の部屋で開かれたという。畳の上に低い台が置かれ「任侠団体山口組」の池田本部長はじめ6人の幹部が座り、
それに向かい合う形で新聞、雑誌などの記者たちが座布団に座るという形で行われた。「和気あいあいとしていて、ピリピリした感じはなかった」という。代表となる山健組の織田元副組長は会見が始まる前に会場を後にした。

 「六代目山口組から分裂した神戸山口組につけば、上納金の徴収がかなり楽になるのではないかと思っていたが、実際はもっと厳しい徴収だった、という説明が池田本部長からありました。決意表明の中で“業界“という言葉を使い、今までのようには繁盛しない厳しい業界になったとも説明した。また、六代目山口組の司忍組長に対し、神戸山口組の関係者と思われる人物が“サイン下さい!“と大声を上げて騒動となった“サイン事件“にも触れ“情けない、恥ずかしい事であった。任侠道の考えからすると、やったらあかんかったんやないか“という趣旨の発言がありましたね」(今西氏)

 今回の新組織立ち上げについては、法の網目をかいくぐり、「指定暴力団」から外れることなどを狙った“偽装分裂“ではないかという見方もある。これについて今西氏は「取材している印象としては、その確率はあまり高くないのではないか。今回のような新しい展開で、なんとか頑張って稼いでいけないか模索している印象を持った」と話した。

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最終更新:5/2(火) 19:00
AbemaTIMES

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