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ひめゆりの悲劇を落語で 三代目桂春蝶、6月に沖縄公演

5/2(火) 12:40配信

沖縄タイムス

 落語家の三代目桂春蝶がひめゆり学徒隊を題材にした落語「ニライカナイで逢いましょう~ひめゆり学徒隊秘抄録」を高座に掛けている。1月に大阪で初演され、好評を博した。5月に東京、6月には沖縄公演が予定されている。

 春蝶が取り組む「落語で伝えたい想い。」シリーズの第4作。父である二代目春蝶の死をきっかけに落語家になることを決意したという三代目が、命の意味やぬくもりを落語を通して伝える企画だ。

 「ニライカナイで逢いましょう」は沖縄戦で命を落としたひめゆり学徒の物語に、看護婦長とその夫である特攻隊員の物語が重なる構成となっている。

 春蝶は「沖縄に何度も通って取材した。その中には、これまで一度も体験談を語ってこなかった方もいらした」と振り返る。戦争という重いテーマだが、「人」や「命」の尊さが史実と創作の間から立ち上ってくる。

 沖縄公演は6月24日午後1時30分から、浦添市の国立劇場おきなわ小劇場。入場料は前売り3千円。問い合わせはクリエイティブワンズ、電話06(6356)6788。

落語「ニライカナイで逢いましょう」を口演する三代目桂春蝶(提供)

最終更新:5/2(火) 12:40
沖縄タイムス