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個性輝く未体験の旋律、赤羽ホール 風と緑の楽都音楽祭

5/2(火) 1:41配信

北國新聞社

 「いしかわ・金沢風と緑の楽都(がくと)音楽祭」(北國新聞社特別協力)は1日、金沢市の北國新聞赤羽ホールで「おもしろ即興アレンジ合戦」が行われ、作曲家4人がベートーベンの曲でピアノの即興演奏を繰り広げた。豊かな個性がつくり出す未体験のメロディーに、満席の会場から大きな拍手が送られた。

 池辺晋一郎さん、青島広志さん、新実徳英さん、新垣隆さんが舞台に上がり、「トルコ行進曲」「エリーゼのために」「悲愴(ひそう)」「月光」を題材に、それぞれ即興曲を披露した。

 池辺さんはポップス調のトルコ行進曲を演奏し、青島さんは4曲の特徴的な節を織り交ぜながら軽快に響かせた。新実さんはオペラ「カルメン」の劇中歌「ハバネラ」風にアレンジした悲愴を弾(ひ)き、新垣さんは悲愴にテレビドラマ「太陽にほえろ」のテーマ曲を組み込んでドラマチックに仕上げた。

 最後は、4人が2台のピアノでトルコ行進曲の連弾を披露し、それぞれがアレンジを加えながらも一体感のある旋律が響くと、会場から歓声が上がった。

 1日は金沢市の泉中、内川小中、港中で学校訪問コンサートが開かれ、いしかわミュージックアカデミー弦楽合奏団がビバルディの「四季」などを演奏し、クラシックの魅力を伝えた。

 同市の石川県立音楽堂では、金沢市と津幡町の小学校18校の児童約2千人がオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の演奏に聞き入った。児童は青島さんとのピアノ連弾やOEKの指揮に挑戦し、クラシックに親しんだ。

 実行委員会は、4日の「ピアノ協奏曲第1番」の出演者をピアニストのソン・ヨルムさんから横山幸雄さんに変更すると発表した。ソンさんの体調不良のため。

 金沢市の金沢蓄音器館では、いしかわミュージックアカデミー弦楽合奏団の4人がベートーベンの弦楽四重奏曲などで息の合った演奏を披露した。来場者約30人が音色を楽しんだ。

北國新聞社

最終更新:5/2(火) 1:41
北國新聞社