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秋葉原の萌え文化と本格スープカレーを一緒に楽める「スープカレーカムイ」

アスキー 5/3(水) 11:00配信

秋葉原に行くなら一度は訪れたい飲食店を紹介する「アキバグルメガイド」。今回は、JR秋葉原駅から淡路町方面にある「カムイ」さんにお邪魔しました。

 秋葉原でスープカレーといえば「カムイ」を思い起こす人も多いはず。JR秋葉原駅を出たら、昭和通りから神田川を渡り、靖国通りまで歩きます。そこを淡路町方面に曲ってしばらく進んだ先にあります。
 
 こちらのお店は、私が友人の秋葉原観光のガイドをする際に、連れて行くことの多い店舗でもあります。観光でお邪魔する理由は2つ。秋葉原らしい面白さと、本格的でおいしいスープカレー。この2つを一度に楽しめるとあって、友人の反応も毎回上々なんです。
 
 まずは、さっそくオーダーしたスープカレーから店舗をご紹介します。カムイのスープカレーは、インドカレーをベースに、和洋のエッセンスが加わった濃厚スープ。丸鶏や豚げんこつ、香味野菜など、それぞれ素材を厳選して丁寧に作り上げています。
 
ポーク野菜カレー ライス付き(辛さ1番、税込990円)
 
チキン野菜カレー ライス付き(辛さ4番、税込1040円)
 
 しかし、カムイのカレーの魅力は、なんといってもスパイス。スープカレー発祥の地である北海道出身の店主は、薬膳コーディネーターの資格を持ったプロフェッショナル。店舗では、30種類以上のスパイスとハーブを使用しているというから驚きます。
 
 しかも、夏と冬など気温によっても使用するスパイスは異なるそう。季節が変われば、求める味も変化していくものです。この手厚さ、スパイス好きにはたまらないのではないでしょうか。
 
 さらに店舗では、カレーの辛さを20段階から選択することができます。この段階別の辛さにも、スパイスにこだわるカムイらしさがありました。辛くなればなるほど同じ香辛料が足されていくだけのお店が多いところを、カムイでは辛さによって使用されるスパイスがそもそも異なるんです。
 
 そのため、今回オーダーした1番と4番とでは、根本から味が異なるように感じました。1番はスパイスが本当に少量しかない様子だったので、スパイスを感じられる3番以上がカムイをより楽しめる一皿であるように思います。
 
 少しルーが辛めでも、トロトロのお肉や、柔らかな野菜の甘みに助けられて、意外とぺろりと食べ切れるので思い切ってチャレンジしてみてください。
 
カマンベールチキンカレー ライス付き( 辛さ3番、税込990円)
 
カマンベールポークカレー ライス付き( 辛さ1番、税込990円)
 
 カマンベールカレーには、お皿の底に隠れてチェダーチーズもたっぷり。クセのないまろやかなチーズのおかげで、優しい口当たりに変化します。私はカムイの甘い野菜が大好きで、チーズに手を出せていませんでした。次回はこのカレーに、トッピングで茄子やトマトを足してオーダーしようかと考えています。通常メニューでは、この野菜カレーとカマンベールカレーの2種が特に人気だそう。
 
 加えて、平日のディナータイムと日曜日の営業限定で、アイドルやゲームなどとのコラボメニューが登場します。アスキーでも、過去にこのコラボメニューを記事にさせていただいたことがあります。カムイの名前を、コラボがあったイベント経由で知っていると言う方も多いのではないでしょうか。ほぼ週替わりのコラボは、取材時は3カ月以上先まで予定がいっぱいだったそう。
 
 このコラボメニューでは、過去には具材にラム肉、納豆などカレーとの相性がよさそうなものから、イチゴやブルーベリーなど、カレーには一見合わなさそうなものも登場してきました。ライスを紅茶で炊いたこともあったそうです。どんな具材がきても、おいしいカレーにしようと開発に力を注いでいるそう。店長のお話から、これまでにあっただろう様々なドラマが垣間見えました。
 
 店内には、過去のコラボ時の物だろうイラストのポスターや、漫画家さんのサイン色紙などが所狭しと貼られています。本棚には店長が書いた同人誌などもあり、店舗がアキバ文化を一心に楽しんでいる空気を感じられて、こちらまで楽しくなってきます。
 
 店内のイラストだけでなく、アキバらしいところがもう1つ。日曜日には、なんと店員の中にメイドさんの姿があります。このメイドさんは、近隣のメイド喫茶からお手伝いで来てくれることも少なくないそう。ただメイドに扮しているわけではない、本物?のメイドさんに会えるんですね。
 
 ちなみにメイドの制服は、リニューアルして現在3着目なんだとか。たった7席のみの小さな店舗では、テイクアウトの客がほどんどであることを聞くと……。この力の入れようは、さすがのひと言です。
 
 萌えにも、カレーの旨さにも真剣に取り組むカムイ。店に入るだけで、思わず心が弾みます。楽しい気持ちは、おいしい料理を、更に何倍にもおいしく感じさせてくれますね。
 
 
文● 渡辺りえ 編集●吉田ヒロ

最終更新:5/5(金) 17:07

アスキー