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LGBTを考える「東京レインボープライド」5月6・7日開催

ZUU online 5/3(水) 6:40配信

いまや13人に1人がLGBTといわれている。こうした中でセクシャルマイノリティ(性的少数者)が差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現を目指したイベント「東京レインボープライド2017(TRP2017)」が、5月6、7日に東京・代々木公園広場を中心に開かれる。

このパレードフェスタは、数々のイベントで構成されており、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)ばかりか、それ以外の人々にも開かれた大きなイベント。日ごろ考えたり接したりしていない人、そうした意識のない人にとってもよい機会となるのではないだろうか。

■アーティスト出演からブースや体験コーナーまで

7日(日曜)のパレード後のステージ・ファイナルには、歌手・中島美嘉さんのスペシャルライブが開催される。このほか2日間にSECRET GUYZ、星屑スキャット、東京ゲゲゲイなど、多彩なアーティストが出演する。

会場にはブースが開設され、ブランド企業と駐日英国大使館などが出展する。ブランド企業は丸井グループ、伊勢丹新宿店などの大型ブースのほか、TOOT、ドン・キホーテ、underwear m'sのファッションなど数多くのブースが、オリジナルグッズを含めて展示、即売する。

体験コーナーも魅力的。BACKSTAGEはジェンダーフリーのリラクゼーションサロン、LASiKUは美容脱毛トリートメントサロン、資生堂グループはアーティストによるメークショー、相模ゴムはコンドームを無料配布する。FtM(性同一性障害の一種。Female to Maleの略で、身体は女性だが性自認が男性)のスーパースターでAV男優のバック・エンジェルも出演する。飲食コーナーやケータリングカーも最大規模で参加する。

■レインボープライドはマイノリティの抵抗の歴史

「レインボー」は、実際は無限の色のグラデーション。そのレインボーカラーとセクシャル・マイノリティの多様性を重ね合わせてシンボル化したもの。それをデザイン化した「レインボーフラッグ」はマイノリティを表現する意匠として世界的に認知され、広まっている。

「プライド(pride)」とは、誇り・自尊心であり、セクシャル・マイノリティの社会的戦いの歴史そのものを表現している。それは1969年6月28日、米国のゲイバーで起きた「ストーンウォール事件」がきっかけである。権力による同性愛者らの迫害に立ち向かう抵抗運動として全世界に広がって、今日の「プライド」パレードになった。

日本では1994年に初のゲイ・パレードが開かれたのが始まりである。

■23のパレードでクライマックス

2015年には、刷新された特定非営利活動法人東京レインボープライドが発足して、今の形のレインボープライドが開催されるようになった。4月29日から 5月7日までを「レインボーウィーク」と称して、「ゴールデンウィークをレインボーに!」を合い言葉に、全国的に多様な人々が前向きに暮らせる社会を応援、サポートする期間にしている。

最終日5月7日のパレードは、「みんなで、ブラス!2017」「自分らしくいられる未来を作ろう!」「親子で歩こう!家族と歩こう!」「今すぐ同性婚法制化を!」など、23のフロートによるパレードでクライマックスを迎える。男女とも工夫を凝らした衣装を身につけ、マイノリティの思いを精一杯ぶつける。(ZUU online 編集部)

最終更新:5/5(金) 10:21

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