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台湾高速鉄道の駅周辺開発案が再始動 新竹、台中を優先

5/3(水) 19:08配信

中央社フォーカス台湾

(台北 3日 中央社)台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)は2015年、財務悪化のため、政府主導で再建されることになった。これを受けて、桃園、新竹、台中、嘉義、台南の5駅周辺の開発権を政府に返上したため、関連の開発プロジェクトは白紙に戻っていた。現在、交通部(交通省)台湾高速鉄路工程局(高鉄局)は、開発プロジェクトを再始動、新竹駅はすでに入札手続きを行っており、台中駅が年末にも後に続く見通し。

新竹駅前開発プロジェクトの面積は5ヘクタール。高鉄局は、ほかの4駅に先駆け、新竹駅前開発用地の再入札を始めた。7月下旬の落札決定を目指し、駅前エリアの発展を促す。高鉄局は、新竹駅付近には、バイオ医療をテーマにしたバイオメディカル・サイエンスパークがあり、関連企業や研究機関が入居していることから、生活機能の充実が求められているとし、小売店、宿泊施設、レストラン、オフィスビルなどを主とした開発を期待している。

新竹駅前開発用地には70年の地上権が設定されているが、最初の4年間、高鉄局は業者からの権利金は受け取らない。業者は、5年目から契約に基づいて権利金を高鉄局に支払うことになり、70年満期時の推定総額は46億台湾元(約170億円)。

新竹に続いて、台中駅が年末にも入札手続きを始める予定で、来年以降には、桃園、嘉義、台南でも、逐次、開発が進められるという。

(汪淑芬/編集:塚越西穂)