ここから本文です

意外? 日本の文房具メーカーはグローバル競争の勝ち組

5/3(水) 22:15配信

投信1

「鉛筆」と聞いて思い浮かべるブランドは、40~50代なら三菱鉛筆の”uni”やトンボ鉛筆の”TOMBOW”ではないでしょうか。いや、昔からファーバーカステルを使っていたぞ、というおしゃれな方もいらっしゃるかもしれません。ちなみに昨日、5月2日は「鉛筆の日」とされています。ご存知でしたか? 

大人になると鉛筆を使う機会は減りますが、ボールペンの使いやすさにこだわりがあったり、文房具が全般的に好きだという方も少なくないと思います。そこで、今回は文房具メーカーが現在どのような経営状況にあるのかを見ていきたいと思います。

日本の文房具メーカーはすでにグローバル企業

三菱鉛筆 <7976> やパイロットコーポレーション <7846> の売上高の地域別構成を見ると、2016年12月期決算では三菱鉛筆で売上高の50%弱が国内以外、またパイロットでは半分以上が海外という状況です。日本の文具メーカーは国内事業が中心かと思いきや、実際は海外で積極的な事業展開をしていることが分かります。

では、一般向けの文房具を扱う海外メーカーである仏BIC(以下、ビック)を見てみましょう。ビックの2016年の売上高は2,272百万ユーロ(1ユーロ=121円換算で約2,750億円)。その売上高構成は、拠点の欧州が全体の24%、北米が47%、残りがそれ以外の新興国となっています。

ただ、ビックは文房具だけではなく、カミソリやライターなどの事業も行っています。ちなみに文房具の売上高は737億ユーロ(同891億円)で全体の32%、その後にライター、カミソリ事業と続きます。

ビックの文房具事業だけを見ると、売上高が最も大きいのがアジアで、売上高のうち37%を占めます。次いで欧州の26%、北米の18%となっています。ビックはグローバルでは9%の市場シェアを持ちナンバー2にランクされますが、中でも西欧やブラジル、インド、アフリカや中東では市場シェアでナンバー1となっています。

このほか、万年筆でおなじみのパーカーやウォーターマンのブランドを有する米ニューウェル・ラバーメイドなどの文房具メーカーもあります。

1/2ページ

最終更新:5/4(木) 12:45
投信1

チャート

三菱鉛筆7976
6290円、前日比+20円 - 6/22(木) 15:00

チャート

パイロットコーポレーション7846
4620円、前日比-35円 - 6/22(木) 15:00