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鯖江さん一家が鯖江市入り 長崎から念願旅行「ずっと来たかった」

5/3(水) 8:40配信

福井新聞ONLINE

 福井県鯖江市と同じ名字の鯖江康裕さん(37)=長崎県諫早市。同じ名前に長年親しみを感じ続け、このほど念願だった鯖江の地を踏んだ。初めて目にする“古里”に感じ入った様子で、全国へ向けた同市のPRにも意欲を見せた。

 鯖江さんは熊本県天草市牛深町の出身。同区では「鯖江」という名字の世帯が30戸ほどあるといい「学校でも同じ学年に鯖江の名字の生徒が2、3人はいた」。幼い頃、日本地図で鯖江市を見つけ愛着を感じ始めた。

 同市と直接つながったのは妻里美さん(37)と結婚式を挙げた11年前。里美さんの旧姓が「城」であることから、江戸幕府から築城を許されながら幻に終わった鯖江城の模型の写真を鯖江公民館から取り寄せ、披露宴で紹介した。4年前には鯖江ブランド大使に応募し、任命を受けた。

 大学進学以降住んでいる長崎県から遠く離れたゆかりの地にはこれまで訪れることはなかったが、鯖江市への関心が薄れることはなかった。そんな折、まとまった休みが取れたことから、京都市への家族旅行に合わせ鯖江市まで足を延ばすことにした。

 3月末に同市を訪れ、まずは会員制交流サイト「フェイスブック」で友だちの牧野百男市長を表敬。「名字が同じなのでずっと来たいと思っていた。JK課や世界体操鯖江大会など、鯖江の話題は長崎にも伝わってきた」と“郷土愛”を語った。牧野市長は「ご縁を感じる。これからもたくさん鯖江に来てほしい」と歓迎した。

 このあと、めがねミュージアムで眼鏡枠素材を使ったオリジナルストラップ作りを体験したり、西山公園を散策したりと鯖江観光を満喫した。「自分の名字と同じ名前が入った看板が街中にいっぱいあって娘2人も喜んでいた」と鯖江さん。「鯖江さんがたくさんいる実家に帰ったとき、鯖江市での思い出話を聞かせてあげたい」と感慨深げに話していた。

福井新聞社