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白塗り演者が大騒ぎ!野外公演「ばけのかわ」レポート 【いちはらアート×ミックスへ行こう!】<番外編>

5/3(水) 12:30配信

ちばとぴ!チャンネル

千葉県市原市南部の里山で5月14日まで開催中の現代アートの祭典「いちはらアート×ミックス」(以下、アートミックス)。エリア別に紹介してきたレポートの第8回目は「番外編」として、舞踊団「トンデ空静」らによる野外舞台公演「ばけのかわ」の千秋楽(4月30日)をお届けします。

会場は、アートミックスの7エリアの一つである月出工舎(旧月出小学校)校庭奥の高台。同工舎の総合ディレクターをつとめる芸術監督の岩間賢さんが2014年、大雪で倒れた大木を利用して作った観月の舞台です。

この舞台の原作者で舞踏家の松原東洋さんは、トンデ空静を率いて2014年のアートミックスにも出演。当時、憧れを抱いていたことから、和楽器を奏でる謎の集団「切腹ピストルズ」にオファーを出し、共演を果たしました。

岩間さんは前回のいきさつから、ばけのかわは、トンデ空静と切腹ピストルズの出演を前提で進めたのだそうです。

トンデ空静に切腹ピストルズ、サックスやドラムなどのバンドメンバー、飛び入りも合わせ総勢約30人が出演。観客は、定員を大きく上回る約340人。おひねり制なので、ちばとぴ!編集部員も、あらかじめお札や小銭を用意して鑑賞にのぞみました。

インパクト強し!白塗り姿の演者たち

ばけのかわは、全部で10のシーンで構成された約1時間半の演舞。

松原さんは、この作品で表現したかったことを「木の空(うろ)に引きこもって再生する様」と話しています。神隠しのように子どもが家出し、隠れ、次の日に出てくる。再生して良くなる前提はなく、ただ再生・リバースするさまを表したかったそうです。

強い日差しの中、全身や顔を白く塗ったインパクトの強い格好の演者や、緑に塗ったカッパ、着ぐるみのタヌキなどが姿を現し、全身を使ってパフォーマンスを披露。からだを大きく揺らしたり、地面を這ったり、転がったりするシーンもあれば、鳥の声が聴こえるほど静かな中、ゆったりとした動きを見せる場面もありました。体を張った究極の動きは、人間の奥の奥の何かを表しているのでしょうか。

芸を披露し金品を乞う「門付け」の場面では、野良着姿で菅笠を被り、顔を白と黒に塗った切腹ピストルズが登場。大太鼓に平太鼓、エレキの三味線、篠笛など、お囃子のリズムで迫力の演奏をしました。

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