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房州アワビ初水揚げ 夏場向け漁本格化 東安房漁協

5/3(水) 10:16配信

千葉日報オンライン

 アワビ漁の初水揚げが2日、千葉県南房総市白浜町の川下漁港などであった。「房州黒アワビ」として千葉ブランド水産物に認定されているアワビで、地元の東安房漁協で今月から漁が解禁されたのを受け早速、お目見えした。漁は夏場に向けて最盛期を迎える。

 房州地域のアワビは、奈良時代の木簡にも名が残されている歴史的な特産品。大型の肉厚で、中国など世界的にも人気。黒と赤の2種類あり、干しアワビなどに使われる黒アワビが高値で取り引きされる。

 水産資源の保護や繁殖のため、昨年9月から禁漁期間となっていた。まだ水温が低いことなどから、一部の地域のみでのスタートとなった。

 市内の漁港には、海女らが素潜りで採ったアワビを持って集まり、漁協職員が黒と赤や傷の有無、大きさで選別していった。黒アワビは1キロ1万2160円の値が付いた。

 海女歴約40年の小原千津子さん(69)は「水温が冷たくて1時間ほどしか入れなく、あまり採れなかった。温かくなれば沖にも出られるので、まだまだこれから」と話した。