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坂の町、6基優雅に 越中八尾曳山祭

5/3(水) 17:45配信

北日本新聞

 養蚕と和紙作りで栄華を極めた江戸時代の町人文化を今に伝える「越中八尾曳山(ひきやま)祭」が3日、富山市八尾町中心部で行われ、豪華な装飾を施した曳山6基が坂の町を優雅に練り回った。

 6基は聞名寺(今町)の境内に整列。神事の後、各町の引き手が「ほりきのみっつのようかんぼう」の掛け声で綱を引いた。古式ゆかしい囃子(はやし)が奏でられ、露払いの鏡町の獅子舞に続き、上新町を先頭に巡行した。

 曳山は木製の車輪をきしませ、和紙の飾りを揺らしながらゆっくりと進んだ。曲がり角では、引き手が曳山を90度回転させて向きを変える「角回し」を披露し、沿道の観衆から拍手と歓声が起きた。

 越中八尾曳山祭は八尾八幡社(下新町)の春季祭礼で、約280年の歴史がある。6基はいずれも県有形民俗文化財に指定されている。

北日本新聞社

最終更新:5/3(水) 18:30
北日本新聞