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川北地ビール「純国産」に わくわく手づくりファーム、ホップ栽培を開始

5/3(水) 0:57配信

北國新聞社

 地ビールの製造を手掛ける農業法人「わくわく手づくりファーム川北」は、主原料の一つであるホップ(香味料)の栽培に乗り出した。これまで苦みや香り付けは外国製に頼ってきたが、今後は「純国産」の地ビールを目指し、2年前から取り組む海外展開をさらに加速させる。

 同法人では東南アジアに加え昨年4月から北米輸出の準備を進めており、先月から出荷を始めた。入口博志代表が米ロサンゼルスを訪れた際、現地の関係者からホップだけが日本産でなく輸入材料を用いているのは「残念だ」と指摘され、自家栽培に踏み切った。

 ホップは暑さに弱く、害虫が付きやすいのが難点で、これまでは手軽な外国産を使用してきた。

 ビールの主な原料である水、麦芽、ビール酵母、ホップのうち、麦芽は自前の設備で加工でき、酵母は新潟などから仕入れている。

 ホップは4種類の茎根を計20本輸入し、川北町橘新の農地150平方メートルに植えた。3年後に花芽をつける予定で、ビール製造に使えるようになる。同法人では将来は3千平方メートルまで作付面積を増やす考えで、現在進めているビール酵母の製造と合わせ、全ての主原料を川北産でまかなえるようにする計画だ。

 入口代表は「海外では純国産の方が受けがよく、特に北米は他の外国産も多く入ってきている。ホップ栽培を成功させて付加価値を高め、競争力を付けたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:5/3(水) 0:57
北國新聞社

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