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【シンガポール】人工知能に国家的取り組み、1.5億ドル拠出へ

5/4(木) 11:30配信

NNA

 シンガポール首相府直轄の国家研究財団(NRF)は3日、人工知能(AI)の活用を推進する国家プログラム「AI.SG」を始動すると発表した。向こう5年間で、最大1億5,000万Sドル(約120億7,100万円)を拠出する。
 AI.SGには、今年3月に設立されたばかりの首相府傘下の新組織スマートネーション・アンド・デジタル・ガバメント・オフィス(SNDGO)をはじめ、経済開発庁(EDB)、情報通信メディア開発庁(IMDA)などの政府機関が参画。シンガポールを拠点とする研究機関や、AI関連の研究・開発・製造を行う新興企業などの連携を後押しし、国内のAI分野の発展に寄与する方針だ。
 AI.SGの設立目的には、◇医療分野などの社会的な重要課題にAIを活用する◇最先端の革新的技術を取り込めるよう人材に投資する◇産業界でのAIとマシンラーニング(機械学習)の導入を強化する――という3つの柱が掲げられている。産業界でのAI活用については、100件ほどのプロジェクトを立ち上げたい考えだ。
 ストレーツ・タイムズ(電子版)によると、同プログラムが発表された新技術に関する展示会「イノブフェスト・アンバウンド」ではこのほか、科学技術庁(ASTAR)やシンガポール国立大学(NUS)、南洋工科大学(NTU)、シンガポール経営大学(SMU)の4者が「シンガポール・データサイエンス・コンソーシアム」を設立したことも明らかにされた。

最終更新:5/4(木) 11:30
NNA