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「卓球王国」中国、惨敗の理由は…芸能活動だった? CMに歌番組まで! スター選手「出過ぎ」とやり玉に

withnews 5/7(日) 7:00配信

 中国の「国技」と呼ばれる卓球ですが、2017年4月のアジア選手権でトップ選手3人が日本の平野美宇選手に連破されました。日本にとっては快挙となったこの大会、現地では「オオカミが本当に来た!」と大騒ぎに。さっそく様々な意見が飛び交う事態になりました。現地では、敗因の一つに選手の芸能活動を指摘する声も出ています。

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中国のメディア「惨敗」

 卓球には絶対的な自信を持つ中国。リオで男子シングルスの金メダルを取り、世界ランク1位馬龍選手は、すでに5年近く世界大会での連勝記録を持っていますが、今回の大会で韓国選手に負けました。

 また世界3位の許キン選手も1-3で日本の丹羽孝希選手に敗れました。

 もっとも衝撃的だったのは、17歳の平野美宇選手が中国女子のトップ選手の2人(世界ランキング1位と2位)を撃破したこと。シングルスの決勝戦は3-0で大勝し、優勝を許してしまったことです。

 この結果を中国のメディアは「惨敗」という見出しで報じました。

「オオカミが本当に来ました」

 中国の卓球界の最高指導者・スポーツ総局の蔡振華監督は、試合後、さっそく緊急会議を開催しました。

 孔令輝・女子監督は「日本の技術は中国よりも先進的」とコメント。劉国梁・男子監督兼総合監督も「オオカミが本当に来ました」と話しました。

 中国勢惨敗の理由について、中国の大手ポータルサイト「捜狐(Sohu)」スポーツニュースでは「人材流出」にあると指摘しています。

 近年、中国のナショナルチームから引退した選手や、代表に入れなかった地方のトップレベルの選手たちが、海外で活躍するケースが増えています。

 平野選手には、中国人の劉潔コーチがついており、平野選手自身も中国のスーパーリーグでプレーした経験があります。

 こうした中国からの「人材」と、日本人独自の技術力が結びついたという見立てです。

ちょっと大きくなったボール

 ルールとボールの変更を指摘する声もあります。

 今回の大会では、国際卓球連盟が公表した新しいルールと新しいボールが適用されました。

 新しいボールは、従来のものより大きくなり、回転やスピードなどが大きく変わりました。

 中国の大手ニュースサイト『澎湃新聞』によると、トップ選手になればなるほど、これまでのルールやボールを体で覚えているため、この変化に対応できなかったのではないかと言われています。

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最終更新:5/7(日) 7:00

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