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【ソフトバンク】上林、2日で3発10打点の荒稼ぎ!「出来すぎです」

スポーツ報知 5/4(木) 6:06配信

◆ソフトバンク6―2西武(3日・ヤフオクドーム)

 投げた高橋光はがっくりとひざまずいた。上林も確信した。「打った瞬間、入ったと思いました」と拳を握った。4回2死満塁。1ボール2ストライクから高めの直球をフルスイング。右翼席の中段まで運び去った。

 プロ初本塁打だった2015年8月25日のロッテ戦以来、2本目のグランドスラムだ。しかも価値ある逆転弾。6回2死一、三塁でも中前に適時打を落とした。2日は3ランと2ラン。2試合で3発10打点と荒稼ぎだ。今季初の3カード連続勝ち越し、貯金も今季最多の4に増やした立役者。2日連続のお立ち台で「出来すぎです。あした、ケガしないようにしないと…」と照れ笑いした。

 1学年下の相手右腕は、ともに13年のU―18W杯で日の丸を背負った。2日には「打たないでください」とあいさつされた。「お前はフォークがあるからな」と軽くけん制したが、スタンドインさせたのは147キロの直球。「ちょっと揺さぶりをかけました」と先輩の貫禄を示すことにも成功した。

 右翼手で背番号51。憧れを同じくする川崎からは「イチローさんになれ」と熱い言葉で打席に送り出される。タブレット端末で見る大打者のヒット集は成長のヒント。レギュラー候補と期待されてきた男が、一気に才能を開花させた。

 15年から内川に“師事”し、高い技術を吸収しようと努めてきた。昨季は自主トレ仲間の鈴木(広島)が全国区に。「誠也さんもこの年だった。今年いきたい」と同じプロ4年目で飛躍することを誓う。5本塁打は内川、デスパイネに並んでチームトップ。この日の「博多どんたく」は雷雨で中断となったが、福岡から新星誕生の予感だ。(長田 亨)

 ◆上林 誠知(うえばやし・せいじ)1995年8月1日、埼玉県生まれ。21歳。仙台育英高では2年夏から3季連続で甲子園に出場し、3年センバツは8強。13年ドラフト4位でソフトバンク入団。プロ入り後に内野手に転向し、15年から再び外野手に。同年8月25日ロッテ戦(ヤフオクD)でプロ初本塁打となる満塁弾。昨年までは通算29試合で18安打、2本塁打、7打点、打率2割8分6厘。184センチ、79キロ。右投左打。年俸800万円。独身。

最終更新:5/14(日) 9:44

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