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収入があるのに「隠れ貧乏」4つの共通点と対策

5/4(木) 11:10配信

ZUU online

会社員のエリさんは現在33歳。いつもキレイにおしゃれをして、友達とグルメやショッピングを楽しむ毎日です。

そんな彼女、実は「隠れ貧乏」に悩んでいました。貯金どころか毎月の支払いはカードで後回しにし、ボーナスでなんとかしのいでいるとのこと。なんとかなる、と思っていたけれど、最近はそのボーナスもあまり期待できない額になってきて、いよいよこのままではいけないと感じてファイナンシャルプランナーである筆者のもとにマネー相談にやってきたのです。

最近のマネー相談の傾向として、充分な収入があるにも関わらず生活が苦しいというアラサー世代が増えているように感じます。相談を受けるうちに、隠れ貧乏に共通する特徴が見えてきました。いつの間にか隠れ貧乏になってしまわないように、自分の行動をチェックしてみませんか。

■特徴1 友達が多くて、誘われればお金がなくても付き合う

隠れ貧乏の人ほど、FacebookやInstagramなどのSNSが華やかです。友達も多く、あちこち出かけては写真をアップしているので、まさか貧乏とは誰も思わないのですが、それこそが事態をさらに悪くしています。「都合がつかないから付き合えない」と断れなくなってしまうのです。

さて、皆さんにお伺いします。一度断ったら、その人とはもう友達ではいられないのでしょうか。そんな時は、マネー習慣とともに人間関係も見直す時期なのかもしれません。

解決策としては、自分のマネー習慣、金銭的資産の棚卸しとともに、「人間関係」という人的資産の棚卸しも行いましょう。

■特徴2 ファミリーセールや期間限定品に弱い

買わなきゃ損、と思う人は要注意。どんなに安くなっていても、限定品でも、自分に必要のないものを買うのは無駄遣いでしかありません。

いつか使うと思って買ってはみても、ほとんどは使わずじまいになりがちです。季節の変わり目には部屋を整理しながら、そんな品物が眠っていないか探してみましょう。

特に、冷蔵庫には日の目を見ない品物が隠れていることが多いようです。冷蔵庫が整理されていない人は隠れ貧乏予備軍です。

冷蔵庫の中身は使い切れていますか?いつのものだか分からない冷凍食品が隅から出てきたら、無駄遣いが日常化している可能性大です。思い当たることがあれば、さっそく冷蔵庫の中を整理しましょう。すっきりしたら、冷気の流れもよくなって電気代の節約にもなりますよ。

■特徴3 頭金ゼロで住宅購入

住宅を購入すれば老後の住まいに困らないし、将来は賃貸に出して家賃収入を得ることもできます。低金利の昨今、頭金を貯めるより先に住宅ローンを組むほうが、トータルでは得になることもあります。

しかし、それが単なる計画性の無さの言い訳だったとしたら、無謀としか言いようがありません。住宅ローンは長期にわたって返済をする契約です。頭金を計画的に貯金することで、無理なくローンの支払いを続けられる生活スタイルが身につくようにもなるのです。住宅を購入するなら、頭金を貯めてからにしましょう。

もし、すでに購入してしまっているなら、改めて返済計画を練り直すことをオススメします。ポイントは、返済金額と返済期間だけではなく、ライフプラン全体のバランスから考えること。ひとりでは難しいようなら、住宅ローンアドバイザーなどプロのアドバイスが参考になります。

■特徴4 保険に加入しすぎている

保険は人生の様々なリスクに備えるためには必要なものですが、心配ばかりしていてはきりがありません。

保険を勧められたその場の雰囲気に流されて、独身なのに高額な生命保険に入っていたり、医療保険が多すぎたりする人が少なくありません。しかも、保険料は毎月自動引き落としなので、支払っている意識が薄くなりがちです。根拠の無い不安のために、不要な保険に入っていないでしょうか?

保障内容がわからないままの保険があったら、さっそくチェック。保険証券だけではわからなければ、ファイナンシャル・プランナーに相談するのも一案です。必要な保障内容や期間はひとりひとり違います。納得して続けられる保険にしましょう。

■「隠れ貧乏」は人生計画ができていない

「隠れ貧乏」に陥ってしまう人は、楽しいことが好きで、友達付き合いを大切にする優しい人が多いようです。でも周りに合わせてばかりでは、自分の人生が計画できなくなってしまいます。

さきほどのエリさんは、まずはボーナスに頼らず手取りの2割を貯蓄することを目標に、生活の見直しをしました。「これは本当に必要なものかな」、「お金を出すだけの価値のあることかな」と確認してから行動に移すようにしたところ、身の回りがスッキリしてきたとのことでした。家計は生活の鏡です。

無駄をなくしたエリさんは、手取りの2割を貯蓄し、100万円を超えたとの報告がありました。大きな進歩ですね!

タケイ啓子
ファイナンシャルプランナー(AFP)36歳の時に2人の子をつれて離婚し、大手生命保険会社に営業として就職。そ の後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを発症。現在はがんとお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録FP

(提供:DAILY ANDS)

最終更新:5/4(木) 11:10
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