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劇場アニメ「BLAME!」完成披露、櫻井孝宏&宮野真守がお互いを褒めちぎる

5/4(木) 18:26配信

コミックナタリー

弐瓶勉原作による劇場アニメ「BLAME!」の完成披露上映会が、本日5月4日に東京・丸の内ピカデリーで実施され、霧亥役の櫻井孝宏、づる役の雨宮天、捨造役の宮野真守、監督の瀬下寛之、副監督の吉平"Tady"直弘が登壇した。

【写真】左から櫻井孝宏、雨宮天。(他25枚)

完成した映像を観て、櫻井は「やっぱ霧亥はカッコいいなって。自分がやらせていただいた役なのであまり言うのも憚られるんですが、本当にカッコいい役だなと思いました」と霧亥について語り、「SFですが敷居が高いものではなく、ドラマチックで素敵な作品です」と作品をアピールした。また雨宮は「(ストーリーは)希望と絶望の繰り返しで、観終わったあとは正直すごく疲れたんですが、ただの疲労感ではなく充足感がありました」と感想を述べた。

「こんなにスピーディでスリリングなんだ!とのめり込んで観てしまいました」と語る宮野は、「なにこの臨場感? 声優さんってすごいな!って。皆さんのお芝居につかまれちゃいました」と興奮気味に話し、櫻井に「いやいや、あなたもだから!」と笑いながら突っ込まれる。また櫻井は、あるシーンで捨造が口にする「…へい!」について、「この間が最高なんですよ! アニメ史上1位の『へい!』です」と絶賛。瀬下監督も「昔の西部劇とかお好きな方が居たらわかっていただける、所謂“渋い間”なんです」と称賛する。「繰り返し観ました」と続ける櫻井に対し、宮野は「ヘイヘーイ!」と照れた様子で小突いていた。

主人公の霧亥は口数が少ないキャラクターということもあり、間が空いてしまう部分は「カッコいいライティングや(キャラクターの)表情とか、櫻井さんの息遣いだけの表現で画を作っていった」と語る瀬下監督。「それでも『いいのかなこれで!?』と思うことがあって。そうすると音楽の菅野(祐悟)さんがいい音楽を付けてくれて」と振り返る。吉平は「台本に『2秒の間』と書いてあったのが、だんだん勇気を持って4秒になり、最後のほうでは20秒くらいの間になって。それでも霧亥の感情が伝わるのは声の力ですよね」と櫻井の演技について太鼓判を押す。それに頷いた宮野は、「櫻井さんのすごいところは、ポッと(セリフを)言ったときの説得力がハンパない。あれができる声優はこの業界で櫻井孝宏しかいないですよ」と、先程のお返しとばかりに櫻井を褒め称えた。

最後に雨宮は「づるたちの息づかいや表情が感じ取れる作品。大迫力の戦闘シーンも見どころです」と、宮野は「ついに完成して皆さんに観ていただけるのがうれしいです。ド派手な演出も満載なのでぜひ観てください」とそれぞれ挨拶。櫻井は「(2週間)限定での公開なのがもったいないくらい素晴らしい作品です。この世界にどっぷり浸かって堪能していただければ」と観客にメッセージを贈った。

「BLAME!」は増殖を続ける超巨大な階層都市を舞台に、世界を正常化する鍵と言われる「ネット端末遺伝子」を求める探索者・霧亥を描く物語。劇場アニメは5月20日より2週間限定で全国公開される。

劇場アニメ「BLAME!」
2017年5月20日(土)より2週間限定で全国公開

スタッフ
原作:弐瓶勉「BLAME!」(講談社「アフタヌーン」所載)
総監修:弐瓶勉
監督:瀬下寛之
副監督/CGスーパーバイザー:吉平"Tady"直弘
脚本:村井さだゆき
プロダクションデザイナー:田中直哉
キャラクターデザイナー:森山佑樹
ディレクター・オブ・フォトグラフィー:片塰満則
美術監督:滝口比呂志
色彩設計:野地弘納
音響監督:岩浪美和
音楽:菅野祐悟
主題歌:angela「Calling you」
音楽制作:キングレコード
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
製作:東亜重工動画制作局

キャスト
霧亥:櫻井孝宏
シボ:花澤香菜
づる:雨宮天
おやっさん:山路和弘
捨造:宮野真守
タエ:洲崎綾
フサタ:島崎信長
アツジ:梶裕貴
統治局:豊崎愛生
サナカン:早見沙織

※島崎信長の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記。

(c)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局