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【巨人】大竹、マウンドで絶叫!筒香、ロペスの裏かく直球勝負!

スポーツ報知 5/4(木) 6:06配信

◆巨人4―1DeNA(3日・東京ドーム)

 力を出し切った。大竹寛は最大のピンチで真っ向勝負した。2点リードの6回1死一、二塁、筒香を内角直球で見逃し三振。スライダー、チェンジアップの選択肢もある中、女房役・小林が出したサインを信じた。裏をかかれたように、主砲のバットはピクリとも動かなかった。続くロペスも直球で空振り三振。2回に先制ソロを浴びた時と同じ球でねじ伏せ、マウンドで絶叫した。

 「あそこは抑えないといけないところだった。腕を振れるだけ振りました」

 7回無死から連打を浴び降板したが、6回0/3を99球、6安打9奪三振、1失点の好投で3勝目を挙げた。

 後輩の奮闘が刺激になっている。先月19日のヤクルト戦(鹿児島)、育成から支配下登録された篠原が初登板初勝利。自宅のテレビで見届け、すぐにLINEで「おめでとう 長崎を思い出したよ」と祝福のメッセージを送った。

 3月、大竹寛は長崎でソフトバンクとのオープン戦に登板。育成選手ながら、篠原もこの試合に帯同していた。試合後、ともに登板機会なしのため、福岡に移動したチームを離れて帰京。長崎空港のレストランで語り合い、1軍での活躍を誓い合った。

 「ちゃんぽん、かた焼きそば、カステラを一緒に食べながら、篠原の苦労話を聞いたり、いろんな話をした。彼は独立リーグの時に肩の手術をして、そこからはい上がった。肩は時間がかかる。すごく意志が強いなと感じます。長崎のことを思い出して、うれしくてラインを送ったんです」

 広島時代の2010年、右肩を痛めて長期離脱。投げられる喜びは痛いほど分かる。「僕なんか篠原に比べたら症状は軽かった」というが、リハビリの苦悩に共感した。夢中で腕を振る篠原を見て原点回帰した16年目の33歳。この日のピンチで、全力で腕を振った。

 今季は自身13年ぶりの開幕2連勝と春先から好調を維持。「7回を投げきれなかったのは歯がゆい」と反省したが、勝負所で力勝負を制した。(片岡 優帆)

最終更新:5/8(月) 20:37

スポーツ報知

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