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芦野がW-1王座V2 デビュー7カ月の伊藤がタッグ王者に

スポーツナビ 5/4(木) 16:17配信

 4日の「WRESTLE-1 TOUR 2017 TRIUMPH」東京・後楽園ホール大会では、3大タイトルマッチなどが開催され、903人を動員した。メインイベントのWRESTLE-1チャンピオンシップ選手権試合では、王者・芦野祥太郎が征矢学を退け2度目の防衛に成功。6.6後楽園でのV3戦では同世代の土肥孝司を迎え撃つことになった。

 芦野はこれまで河野真幸、近藤修司といった先輩世代を撃破。征矢とは昨年7.1後楽園で行われた「WRESTLE-1 GRAND PRIX」準決勝戦で対戦予定であったが、芦野の負傷により、開始直後に無念のTKO負けを喫していた。
 前回の4.19後楽園で、かつての師匠・近藤に「オレたちはとんでもないモンスターを作ってしまった」とまで言わせ、急成長を遂げている芦野だが、この日も征矢のワイルドさに動じることなく自己流を貫き、徹底した足攻めへ。征矢もワイルドボンバー、滞空式雪崩式ブレーンバスター、デスバレーボムと怒とうのパワーファイトを繰り出すが、ジャーマンスープレックスなどでスタミナを削ってきた芦野が、執ようなアンクルロックでギブアップをもぎ取った。

 試合後、リング上で「河野、近藤、征矢、全員倒した。もうWRESTLE-1でこのベルトに挑戦できる人はいない。弱いから」と豪語した芦野に対し、若手ユニットNEWERAが噛み付くが、芦野は一人ひとりバッサバサと斬り捨てると、唯一、残った土肥を次期挑戦者と認定。土肥も「クソガキがイキッてんじゃねえぞ。おまえが望んでる殺伐とした殺し合い、ベルトをかけてやってやるよ」と呼応した。
「仲良しこよしのNEWERAを解体してバラバラにする」と意気込む芦野に対し、土肥は「アイツはオレが理想とするチャンピオンじゃない。どんな会場でも、最後、勝って締めるのがチャンピオン。オレはアイツをしつけ直す」とダメ出し。一方、敗れた征矢は「後輩に負けた。これが現実。真正面から受け止めて精進します」と、これからの巻き返しを誓った。

 セミファイナルのWRESTLE-1タッグチャンピオンシップ王座戦では、河野真幸&伊藤貴則組が、土肥孝司&熊ゴロー組を破り王座初戴冠。Pro-Wrestling ACE期待の新星が、プロレスデビュー7カ月にして団体の頂点に昇り詰めた。
 伊藤は熊ゴローのパワーに互角に渡り合うと、河野がサーフボードストレッチでとらえたところへ蹴りを放つなど連係も披露。10分過ぎには王者組につかまり、熊ゴローのダイビングセントーン、ダブルインパクト式のフェースバスター、サンドイッチラリアットを立て続けに食らうも、河野のアシストで最大のピンチを切り抜ける。河野から勝負を託された伊藤は、熊ゴローをダイビングボディープレスで押し潰すと、ランニングキックからのジャーマンスープレックスで3カウントを奪い取ってみせた。

 デビュー1年未満のキャリアで団体最高峰のベルトを巻いてみせた伊藤は「これを僕が持っていることを皆がどう思ってるのか聞きたい」と並み居る先輩たちを挑発。一方、若手の台頭目覚しい中、第一線に留まり続ける河野は「37歳のオッサンが時代に逆行してやる。まだまだこれから。一番高いところへ行く」と、トップ戦線で生き残るという気概を見せ付けた。

最終更新:5/4(木) 16:20

スポーツナビ