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岩隈、5回に左ひざにライナー直撃「当たった時より今の方が痛い」

スポーツ報知 5/4(木) 19:05配信

◆マリナーズ8―7エンゼルス(3日・シアトル)

 マリナーズ・岩隈久志投手(36)が3日、本拠のエンゼルス戦で5回0/3を6安打3失点も、救援陣が逆転され今季初勝利を逃した。

 今日こそは今季初白星に手が届くはずだった。4回まで2安打無失点。直球をコーナーに通し、勝負球のスプリットでバットを振らせ、ア・リーグ月間MVPの3番トラウトも空振り三振と右飛に打ち取っていた。

 しかし5回、先頭シモンズのライナーが左膝を直撃して流れが変わった。しばらく痛みに顔をしかめたが、そのまま続投。この回も無失点に抑え、その裏味方打線が8人攻撃で3点を追加して岩隈を援護。長い攻撃時間の間に膝に腫れが出始め、痛みも増してきたと言うが「勝ちの権利がありましたから」と6回もマウンドに立った。

 だが、負傷で微妙に狂ってきた制球で先頭のカルフーンに右翼線二塁打、続くトラウトには「若干浮いてしまった」という球を中越えに8号2ラン。更にプホルスにも左前安打を許すと、サービス監督は交代を告げた。救援はこの日がメジャーデビューとなったパガン。バルブエナに左前安打を許して無死一、三塁からシモンズが左犠飛。更に連打を浴び、1点を失って同点として岩隈の白星が消えた。

 2点差を守る場面でルーキーを投入は、延長11回までもつれた前夜の試合で救援投手を6人登板させていたため。「厳しい場面だったが、投入せざるを得なかった。早い段階で投入すれば、失点しても挽回するチャンスがあると見ていた」と指揮官。その言葉通り8回2死からの猛反撃で4点を返し、1点差で逆転勝ちした。

 岩隈がメジャー自己最多の16勝をあげた昨季の初白星はちょうど1年前のこの日。今季は4月16日のレンジャーズ戦を除く5試合すべてで5回以上を投げ、3失点以下に抑える好投を見せているが、自身ではどうにもならない要素に白星を阻まれている。

 ■岩隈投手一問一答

 ―きょうの内容は

 「全体的にはうまくピッチングできたのかなという風に思います。低めに丁寧に集めながら、という感じでできたと思います」

 ―当たった箇所は?

 「(右膝の)お皿ではないです。膝のちょっと下。腫れてます。当たった時より今の方が痛い」

 ―5回を終えた後の治療は?

 「一応アイシングを。なんか圧迫みたいなのを、電気もやりました」

 ―6回にマウンドに戻る前に監督からは大丈夫か?という話はあった

 「多分あったと思いますけど、覚えてないです」

 ―明日以降が心配?

 「多分、大丈夫だと思いますけど。2~3日腫れるかもしれない」

 サービス監督談話

 「クマ(岩隈)は好投していた。膝に打球を受けたのに粘ってくれたが、6回は球にキレがなかった。(今後は)大丈夫だろうとは思う」

最終更新:5/4(木) 21:13

スポーツ報知