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阿武咲「立派な男になりたい」相撲王国・青森から4年ぶり新入幕

スポーツ報知 5/5(金) 8:03配信

 大相撲夏場所(14日初日・両国国技館)で、青森・北津軽郡中泊町出身の阿武咲(おうのしょう、20)=阿武松=が新入幕を果たした。東前頭14枚目で、全国で唯一、明治時代から現役関取が在位し続ける相撲王国・青森からは4年ぶりの新入幕。「立派な男になりたいと思います。相撲界を盛り上げるようになりたい」と言葉を強めた。

 新番付が発表された1日、千葉・習志野市の阿武松部屋で会見。番付最上段に記された自らのしこ名を見つめると「十両に2年以上いて、自分的には長かった気持ちがある。自分の甘さ、相撲への考え方。力士として足りなかった」。昭和以降歴代10位となる18歳5か月で、15年初場所に新十両昇進。そこから2年4か月の歳月を費やした苦しい時期を振り返った。

 対戦を切望するのは、同じ中泊町出身の西前頭4枚目・宝富士(30)=伊勢ケ浜=。「小さい頃から地元の先輩として目標だった。少しは追いつけたかなという気持ち。早く相撲を取ってみたい」と口元を引き締めた。師匠の阿武松親方(元関脇・益荒雄)も「彼の原点。青森県の力士の中で1番上にいけるように、頑張って育てたい」とハッパをかけた。

 夏場所では幕内最年少の20歳として土俵に上がる。「素直にうれしい気持ちと、これからという気持ちが強いです」と喜びと緊張が交錯。土俵の上で花が「咲く」ように、との願いを込めてつけられたしこ名に恥じないよう、若さあふれる相撲を見せる。(網野 大一郎)

 ◆阿武咲 奎也(おうのしょう・ふみや)本名・打越(うてつ)奎也。1996年7月4日、青森・北津軽郡中泊町出身。20歳。5歳から相撲を始め、小学6年生で全日本相撲優勝大会を制覇。青森・三本木農高を1年で中退し、阿武松部屋に入門。176センチ、155キロ。趣味はドラマ観賞。

最終更新:5/5(金) 8:03

スポーツ報知