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重さ100キロの神輿が島を駆け抜け 岡山・笠岡の真鍋島伝統行事

5/4(木) 15:46配信

山陽新聞デジタル

 岡山県笠岡市沖の真鍋島で4日、伝統の「走り神輿(みこし)」(市重要無形民俗文化財)が繰り広げられ、法被に締め込み姿の若者らが重さ約100キロの神輿を担ぎ、島内を駆け抜けた。

 八幡神社での神事の後、輿守(こしもり)と呼ばれる担ぎ手が8人一組で3基の神輿を持ち上げ、参道を出発。大漁旗を掲げた漁船で約400メートル離れた本浦港へ移動し「ウォー」と気勢を上げながら狭い路地や海沿いを疾走した。

 好天の下、観光客らは神輿の行く先々でカメラを構えたり、声援を送ったり。夫婦で訪れた広島県福山市、会社員男性(66)は「スピード感、迫力に圧倒された。島の若者たちの心意気も伝わってきて、いい写真が撮れました」と話した。

 走り神輿は海の安全や豊漁を願って元禄年間(1688~1704年)に始まったとされ、地元の八幡祭り保存会が伝承している。毎年3日連続で行われ、この日はメインの「御神事(ごじんじ)」。最終日の5日は本浦地区から八幡神社に神輿を戻す「お帰り」がある。