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元レクサスオーナーに最新LCの魅力は響くのか/レクサス LC 試乗レポート

5/4(木) 15:20配信

オートックワン

かつて欧米ライバルにも勝る強い輝きを放っていたレクサス

国沢光宏はレクサスに厳しいと思われているけれど、そんなことない。「最初のレクサス」である初代LEXUS LS400(日本名:セルシオ)を買ったし、3代目のLS430にも乗った。なぜかといえば、メルセデス・ベンツやBMWに代表される欧米ライバルのプレミアムブランドに勝る部分を、レクサスがたくさん持っていたからに他ならない。

[大量画像166枚!!]LEXUS LC500/LC500h フォトギャラリー

しかしレクサスの輝きは薄れていってしまう。

なかでも厳しかったのが直近モデルの仕上がり&ブランドイメージ作り。新型ISの試乗会で乗り心地が厳しかったので「なぜトヨタ C-HRのような良質のダンパーを使わないのか?」と聞いたら「コスト的に無理です」。トヨタより200万円も高いのに!

SUVのRXやNXの乗り心地だってトヨタと全く同じ。本質は全く変えず、厚化粧しただけである。

レクサスの顧客の多くは「お金はあるけれど周囲の目もあって輸入車に乗りにくい」という地元の名士。顧客第一主義だというなら、トヨタより高価な分を部品代に回して「もっと良いクルマ」を作って欲しい。

あの輝きが再び! 新型LCの素晴らしい仕上がりぶりに辛口評論家も驚く

長い前置きになった。レクサスの新型LC500/LC500hである。

すでに先行試乗会が行われ、ディーラーには試乗車も用意しているそうで、ハンドルを握った読者も多数。私の読者は「目利き」が多いのだけれど、なかなか評判良い。事前説明によると今までのレクサスよりずいぶん頑張ったそうな。

なるほど実車を見て驚く!

例えばブレーキにキッチリお金を掛けてます。フロントなんか6ポットの対向ピストン式。見たことのないデザインなので、最近ベンツも採用するようになったアドヴィックス(日本のブレーキメーカー)かと聞いたら、そうだという。

クルマ全体の仕上がりだって素晴らしい!

新型LCは久しぶりに手応えのあるレクサス車

では乗ってみましょう。

Dレンジをセレクトしてアクセル踏むと、今までのレクサスとは明らかに違う。上質なのだった。

使っているダンパーは外国製じゃなさそうだけれど、キッチリお金を掛けた乗り味(KYBのスペシャルだと判明)である。ボディの剛性感だって文句なし。

もちろん100点でなく、ブレーキは低速域でのペダルフィールがイマイチ。ダンパーも大きな入力で若干不満ながら、トヨタ車と明らかに違う雰囲気に仕上がっている。頑張って仕上げていけば「もっと良いクルマ」になっていくポテンシャルを感じた。

レクサス LC、久しぶりに手応えのあるレクサスです。

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最終更新:5/4(木) 15:20
オートックワン

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