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《ブラジル》APAS=日本企業7社・団体が出品=南米最大級の見本市開催=「日本食の更なる浸透に期待」

5/4(木) 6:59配信

ニッケイ新聞

 聖市エキスポセンター・ノルテ(Rua Jose Bernardo Pinto,333)で2日から4日間、南米最大級の流通業者専門見本市「FEIRA APAS 2017」が開催中だ。パウリスタ・スーパーマーケット協会(APAS)主催。
 ジェトロ・サンパウロ事務局(大久保敦所長)が、2年ぶり3回目となる「ジャパン・パビリオン」を設置し、ラーメン、味噌汁、菓子、醤油、その他の調味料など日本食品を中心に7社・団体が出品している。中でも今回初参加のブースに注目があつまった。
 ブラジルへの和牛輸出は15年12月に輸出条件が締結され、今年2月に4つの牛肉取扱施設が認定施設として登録されたばかり。サンキョーミート株式会社は、鹿児島県食肉輸出促進協議と共同で和牛を出品し、当地に和牛を浸透させること目指している。
 同社の木嶋専務取締役は「和牛はステーキのような一品料理としてではなく、例えば前菜として野菜と共に提供するなどいろいろな食べ方が考えられる」と話した。中国でも和牛の人気が高まっているそうだが、香港の料理店では和牛をカットして、他の中華料理と同様に皆で分けられる形で提供しているという。
 「バイヤーにはまず和牛について知ってもらい、現地に適した食べ方を考えてほしい」と期待感を表した。
 初出展となる株式会社五十嵐製麺はご当地ラーメンとして有名な「喜多方ラーメン」を出品。同社の五十嵐隆代表取締役は「昔ながらのあっさり味と、最近人気のこってり味の2種を取り揃えた。まずは反応を確かめたい」と話した。
 同社は今月21日に福島県人会で開催の喜多方ラーメン祭りではスープを、7月の県連日本祭りではスープと麺の両方を提供する予定だ。
 ジェトロ・サンパウロ事務局の大久保敦所長は、「日本食の人気を追い風に、更なる日本産食品の輸出を促進したい」と意気込んだ。
 同フェイラには718社・団体が出店登録しており、昨年は約7万2千人が来場した。会場では経営マネジメントや人材育成についての講演も開催されている。

最終更新:5/4(木) 6:59
ニッケイ新聞

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