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元西武の電気機関車、大井川鐵道で本格復活へ SL列車の補助や臨時列車に使用

5/4(木) 7:40配信

乗りものニュース

2010年にE31形の3両を導入

 大井川鐵道(静岡県島田市)は2017年5月2日(火)、西武鉄道のE31形電気機関車について、営業運転に向けた車両整備工事を始めたと発表しました。

【写真】クレーンで搬入されたE31形

 E31形は1986(昭和61)年から1987(昭和62)年にかけて製造。西武鉄道では保線用工事列車や貨物列車の牽引(けんいん)車両として使われました。4両のうちE32、E33、E34の3両は、2010(平成22)年、大井川鐵道に譲渡され、現在まで展示用や構内入れ換え作業用車両として使われています。

 今後、安全保安装置の取り付けなど営業運転に向けた工事を実施。2017年度中に完了し、2018年度中に稼働開始する計画です。営業運転では、SL列車の補助機関車や臨時列車の牽引車両としての運用が予定されています。

 大井川本線の電気機関車は、1949(昭和24)年製造のE10形(E101、E102)と、1956(昭和31)年のED500形(いぶき501)が在籍していますが、いずれも老朽化が進行中。今回、E31形3両を営業運転に加えることで、従来からある電気機関車3両への負担軽減を図る目的があります。

 大井川鐵道によると、E31形のカラーリングは西武鉄道時代のクリーム色と朱色の帯から原則として変更しないとのこと。また、これまで使用してきた電気機関車3両の用途廃止は、今のところ予定していないといいます。

乗りものニュース編集部