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職場でのハラスメントに悩むLGBT当事者たちの告白 「SOGIハラ」を知ってほしい

BuzzFeed Japan 5/4(木) 13:21配信

あなたの何気ない言動がゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダーら、LGBTの人たちを傷つけているかもしれない。

イケメンのゲイが語る「美意識」

職場でのハラスメントについて考えるパネルディスカッションが5月3日、都内で開かれた。テーマは「SOGIハラ(ソジハラ)」。LGBTの当事者や支援団体が、ハラスメントを受けた実体験や、その防止策を語り合った。

SOGIハラ(ソジハラ)とは?

自分が、どんな性別の相手を恋愛対象とするか、自分自身をどんな性別だと認識するかをあわせて「Sexual Orientation and Gender Identity(SOGI)」という。

「SOGIハラ」は、SOGIに関連して、差別やいじめ、暴力などの精神的・肉体的な嫌がらせを受けることだ。

「体どうなってるの?」

LGBTの就活生を支援する特定NPO法人「ReBit」代表の藥師(やくし)実芳さんが、就活中に受けたSOGIハラ体験を告白した。

藥師さんは「性同一性障害なんです。戸籍上は女性ですが、男性として働きたいです。もう男性として生活しています」と公言して、就活をしていた。

ある企業では「性同一性障害のことはよくわからないので」とすぐに帰された。別の企業では「体どうなっているんですか?」「子ども産めるんですか?」などと仕事と関係ないことを聞かれ、嫌な思いをした。

藥師さんのもとには、これまでに「エントリーシートへの性別の記入にとまどった」「男性用のスーツの着用に嫌な思いをした」といった相談も寄せられているという。

「同期にオネエと呼ばれた」

ある企業に入社して1ヶ月が経った新入社員のAさん。黒い仮面を付けているのは、職場にゲイだと知られたくないからだ。

Aさんは、入社後の研修中の懇親会で同期から「オネエじゃないの?」と言われ、その後「オネエ」と呼ばれるようになった。

同僚からの「彼女いるの?」という質問にも戸惑う。

理解者が多かった大学時代とは異なり、「同僚に説明をするのが大変。誤解を招くかもしれない」と、職場ではカミングアウトできないでいる。

ほかにも来場者からは、信用した同僚にだけトランスジェンダーだとカミングアウトしたところ、社内の多くの人にそれを広められてしまった、といった証言もあった。

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最終更新:5/4(木) 13:21

BuzzFeed Japan