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「あそこから低めにコントロールできた」ソフトB東浜へ送った指揮官の助言

5/4(木) 8:10配信

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3勝目も先制とエラーとしっかり反省「あそこで代えられても仕方ない」

 3日、ソフトバンクの東浜は、西武打線を相手に8回途中2失点の好投で3勝目をマークした。5回終了後にベンチで工藤監督からアドバイスを受け、そこから6回、7回を3者凡退。指揮官の的確な助言が、東浜を白星へと加速させた。

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 この日は「ブルペンでも良かったし、体調自体も良かった」と自信をもってマウンドに上がった東浜。それでも3回2死から連続タイムリーを浴びて2点を先制され、「(球を)揃えすぎた。何よりも先に点を与えてしまったことは反省点」と振り返った。

 4回裏に上林の満塁弾で味方が逆転すると「気持ちが引き締まった。1点もやらない気持ちでいった」と快調に飛ばしていく。

 だが、「球が高めにいっていた」という5回表には炭谷にサードライナー、秋山に大きめのセンターフライを打たれ、5回終了後に工藤監督から「突っ込みが早い」という助言をもらった。

「左足を上げてからの突っ込みが早い、と。もっと右足に(体重を)乗せていくように言われた。そこから低めにコントロールできたし、自分でも気付かなかった部分を修正できた」

「無駄な四球もなかったし、最低限のゲームメークはできた」

 完投も見えてきた8回、先頭の木村にヒットを許すと2死後に自らのエラーでピンチの場面を作り、岩嵜翔の救援を仰いだ。

「あそこで代えられても仕方ない。エラーがもったいなかった。そこが自分の甘さだと思う」

 それでも工藤監督は「イニングも球数も伸びているから良かったと思うよ。次なのか、その次なのか、完投できる日も来るでしょう」と東浜の投球を評価する。

 お立ち台では逆転満塁弾の上林に「点を取ってくださって楽になった」と、あえて敬語で感謝を述べた東浜。その後も「(岩嵜)翔さんも乗り切ってくれた」「(甲斐)拓也がうまく緩急をつけてくれた」と、次々に感謝の言葉を並べた。その上で「無駄な四球もなかったし、最低限のゲームメークはできたと思います」と、ちょっとだけ自分自身を褒めた辺りに、東浜の奥ゆかしさが見えた。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

最終更新:5/4(木) 8:10
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