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【MLB】イチローは「科学と年齢を無視し続ける」 美技に称賛「5つ星」「そりゃ速い」

5/4(木) 15:46配信

Full-Count

約33メートル激走で華麗なスライディングキャッチ、捕球率は21%と算出

 マーリンズのイチロー外野手は3日(日本時間4日)、敵地レイズ戦に「9番・右翼」で先発し、4打数1安打だった。2点を追う6回無死一、二塁で迎えた第3打席に右前打をマーク。これが13打席ぶり、10試合ぶりのヒットとなったが、米メディアは10-6の勝利を締めくくった華麗なスライディングキャッチに注目。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では、「5つ星キャッチ」と称えている。

【動画】MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が「5つ星キャッチ」と称えたイチローのナイスキャッチ

 4点リードで迎えた9回2死一塁の場面だった。ソウザJrの一塁後方へのフライに、イチローが猛然とダッシュ。最後までスピードを緩めることなく、最後はスライディングしながらボールをグラブに収めた。3アウトで勝利が決まり、一塁手のボーアも両手でガッツポーズ。イチローは跳ね上がるようにしてそのまま立ち上がり、チームメートとハイタッチで喜びを分かち合った。

「Cut4」は「科学と年齢を無視し続けるイチロー、倒れこみながらの5つ星キャッチでマーリンズ勝利を決める」とのタイトルで特集。動画付きでこのプレーを紹介している。

 記事では「今日、彼は高い外野フライを好捕することで生ける伝説となり、若かりし頃をフラッシュバックさせた」と絶賛。さらに、独自の解析システム「スタットキャスト」で算出された驚きのデータを紹介。イチローは最初の守備位置から107フィート(約32.61メートル)を5.3秒で走り、走る速度は28.5フィート/秒(約8.69メートル/秒)だったという。

「若返りの泉への鍵を持っている」、指揮官も「見ていて楽しい」

「そりゃ速い。イチローが43歳の年齢(または彼の場合、43歳の若さと言うべきか)であることを思えばさらに感銘的だ」

 メジャー最年長野手の驚異の脚力について、このように言及している。スタットキャストは、この飛球をキャッチできる可能性は21%だったと算出。難易度の高いプレーだっただけに、「若返りの泉への鍵を持っているとしか説明が出来ない」と、MLB公式サイトも驚きを隠せない。

 また、記事では、ドン・マッティングリー監督が試合後に「典型的なイチ。彼は何もかも簡単で上品に見せる。見ていて楽しいよ」と絶賛していことにも触れている。

 これが今季4試合目、実に13試合ぶりの先発出場と出番が限られている中、打率.152と打撃ではまだエンジンがかかっていない。しかし、43歳となっても超一流の守備は健在。敗れた敵地ファンも沸く美技だった。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5/4(木) 20:24
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