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安全守り、楽しい海に 3管、活動本格化

5/4(木) 16:30配信

カナロコ by 神奈川新聞

 ◆横浜で講習会、救助法を実演
 マリンレジャーのシーズンを迎え、第3管区海上保安本部(横浜)などは2017年度「海の安全運動活動」を本格化した。管内のマリーナでは海上保安官が小型船舶の船長らに指導したほか、海上安全講習会を開いて救命胴衣の常時着用や救助法などを説明した。

 大型連休で親子連れらがにぎわう横浜市金沢区の横浜ベイサイドマリーナで、横浜海上保安部などによる海上安全講習会がこのほど催された。クーラーボックスや2リットルの空ペットボトルが浮輪の代わりになることを実演。海で溺れている人を見つけた場合は、すぐに118番通報するよう呼び掛けた。

 この日、一般から選ばれた「一日横浜海上保安部長」の岩堀あゆみさん(31)=小田原市=はペットボトル投げを初体験。「知らないことばかりだったので、いざというときに役立てたい」と語った。

 「海の安全運動活動」は特に夏季に向けて増加傾向にある小型船舶や海浜での事故を防ごうと、3管と東京湾海難防止協会(横浜市中区)でつくる「海の安全運動推進連絡会議」が毎年実施している。

 3管安全対策課によると、16年の船舶事故の7割を小型船舶が占めた。その大半が衝突や乗り上げ、機関故障などで「いずれも注意を払えば未然に防げた」と分析している。

 海浜事故は例年、8月をピークに増加傾向にあり、16年の発生状況をみると、遊泳中と釣り中で全体の6割。遊泳中の事故は海水浴場外が7割で、飲酒による事故が多いとして注意を喚起。釣りをする際は、落水事故が多発している立ち入り禁止場所に入らず、救命胴衣の常時着用を呼び掛けている。

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