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わら棒打って無病息災願う 滑川・赤浜のショーブツ

北日本新聞 5/4(木) 17:58配信

 滑川市赤浜地区で4日、市無形民俗文化財の伝統行事「赤浜のショーブツ」が行われた。子どもたちがショウブの葉を芯にして、縄で巻いたわらの棒を各家の玄関先や庭に打ちつけて無病息災や豊作を祈った。

 ショーブツは「菖蒲(しょうぶ)打つ」の言葉から来ており、江戸期から行われている。棒をたたき病害虫やモグラを追い払うという。県内各地で行われていたが、現在は赤浜地区だけで継承されている。

 園児や小学生、大人計40人が参加した。午前中は赤浜八幡社に集まり長さ70センチの棒を作った。夕方になると、子どもたちが3グループに分かれ、計87軒を回った。家の前に行くと代表の子どもが「ショーブツ来ました」と言い、みんなで「5月のショーブツ」と大きな声で唱えながら、棒で地面をたたいた。家人はお返しに菓子を贈った。

 「赤浜のショーブツ」は2015年に市文化財に指定されている。

北日本新聞社

最終更新:5/4(木) 17:58

北日本新聞