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石川の菓子文化を堪能 金沢で「百工展」開幕

5/4(木) 1:46配信

北國新聞社

 「金沢城菓子物語 百万石菓子百工展2017」(同実行委員会主催、北國新聞社など後援)は3日、金沢城公園をメイン会場に3日間の日程で開幕した。県内の和洋菓子の実演販売や菓子の振る舞い、和菓子作り体験をはじめ、キッズステージなど多彩な催しが繰り広げられた。5連休の初日とあって大勢の行楽客が訪れ、来場者は新緑の中で石川の菓子文化を堪能した。

 「菓子百工街」では地元菓子店のブースが並び、観光客は実演販売に見入り、土産に銘菓を買い求めた。手まりで遊ぶ珠姫の姿を連想させる和菓子「珠姫(たまひめ)てまり」や、つきたての餅が振る舞われ、家族連れらが列をつくった。

 河北門では特別展「加賀菓子歳時記~ひゃくまんさんを彩る伝統工芸と和菓子の共演~」が開かれ、県の観光PRマスコットキャラクターひゃくまんさんの体にちりばめられた金箔(きんぱく)や加賀手まりなどの工芸品と、和菓子を並べて展示した。

 石川門入口休憩所には「金沢城カフェ」が設けられ、七尾市出身のパティシエ辻口博啓さん監修の洋菓子店「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ金沢」のスイーツが人気を集めた。コーヒーは九谷焼や山中漆器の器で提供され、来場者は石川の伝統工芸の魅力も感じ取った。

 県菓子工業組合金沢支部の青年部「金沢菓友会」の指導で、こいのぼりやナデシコをかたどった上生菓子の制作体験が開かれた。東京都の会社員淺羽健一さん(36)と妻泉さん(36)は「職人の手つきをまねて模様をつけるのが楽しかった」と笑みを浮かべた。

 百万石菓子百工展は5日までで、開催時間は午前9時半~午後5時となる。サテライト会場のしいのき迎賓館では4、5日にアイスクリームマルシェが開かれる

北國新聞社

最終更新:5/4(木) 1:46
北國新聞社