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市井友仙しのび茶会 金沢・本因寺、加賀藩の初代茶堂頭

5/4(木) 1:46配信

北國新聞社

 加賀藩の茶会や茶席を取り仕切る初代茶堂頭(ちゃどうがしら)を務めた市井友仙(いちいゆうせん)を顕彰する「追善法要並びに報恩茶会」(本社後援)は3日、友仙の菩提(ぼだい)寺である金沢市寺町5丁目の法華宗本因(ほんにん)寺で初めて開かれ、来場者は加賀藩の茶道文化の礎を築いた友仙の功績に理解を深め、伝統を受け継ぐことを誓った。

 相澤一龍住職が企画し、平木孝志金沢学院大教授(県茶道協会常任幹事)が濃茶席、高來宗吾さん(裏千家淡交会石川支部前幹事長)が薄茶席の席主を務めた。

 待合には友仙をはじめ加賀藩の役職「御茶堂(おさどう)」を歴任した市井家が執筆、収集した古書が並べられた。市井家は茶人大名小堀遠州の流れをくむことから、遠州直筆とされる巻物も披露された。茶席には加賀藩3代藩主前田利常の軸が掛けられ、来場者は心静かに一服を堪能した。

 友仙は1702(元禄15)年に茶堂頭となり、1712(正徳2)年に亡くなった。子孫に当たる小堀洋子さん(神奈川県大和市)も会場を訪れた。

北國新聞社

最終更新:5/4(木) 1:46
北國新聞社

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