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クラシック絶え間なく 交響曲、ピアノ協奏曲の全曲演奏始まる

5/4(木) 1:46配信

北國新聞社

 「いしかわ・金沢風と緑の楽都(がくと)音楽祭」(北國新聞社特別協力)は3日、金沢市の石川県立音楽堂でベートーベンの交響曲とピアノ協奏曲の全曲演奏が始まり、ドイツと台湾のオーケストラ2団体が力強い音色を響かせた。音楽堂と金沢駅周辺では絶え間なく音楽イベントが開催され、音楽ファンらがクラシックの調べに浸った。

 交響曲の全曲演奏は、ベートーベンが30歳の時に書き上げた第1番で幕を開けた。ドイツのベルリン・カンマーシンフォニーが、ベートーベンの独創性が感じられる秀逸な旋律を奏で、来場者を魅了した。同団は第3番「英雄」も演奏した。

 台湾の高雄市交響楽団は交響曲第8番を披露し、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)はピアニストのアンナ・フェドロヴァさんとピアノ協奏曲第4番で美しいメロディーを紡いだ。

 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」では、1986年チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で優勝したバリー・ダグラスさんとOEKが優美な音色を届け、会場から大きな拍手が送られた。

 ピアニスト横山幸雄さんのリサイタルや雅楽師の東儀秀樹さんの公演なども人気を集めた。

 実行委員会は、5日に行われるピアノ・ソナタ全曲演奏の最終公演で、ピアニストのソン・ヨルムさんが体調不良のため出演を取りやめ、バリー・ダグラスさんが代わりに出演すると発表した。演奏曲は第29番「ハンマークラヴィーア」となる。

北國新聞社

最終更新:5/4(木) 1:46
北國新聞社