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iPhone8年内発売はあり得る?あり得ない?メディア、専門家が大議論

5/5(金) 8:40配信

ZUU online

iPhone8の年内発売をめぐり、メディアや専門家の意見が真っ向から対立している。ドイツ銀行が発表したという「年内発売否定説」と、アナリストによる「延期だが年内発売説」、Twitterに投稿された「iPhone8試作品」など、様々な予測を検証してみる。

いずれも情報源は、iPhoneの製造メーカー、フォックスコン・テクノロジー・グループの内部関係者とされている。

■フォックスコンの内部関係者、ドイツ銀行のメモは否定的

報道の火種となったのは、米金融ニュースサイト「ValueWalk」だ。「フォックスコンの内部関係者から情報を入手した」とし、「AppleはiPhone 7SとiPhone 7S Plusの新バージョンのみ製造注文する」と報じている。

この関係者は、iPhone 7SとiPhone 7S Plusの包装資材入荷予定が6月下旬であることと照らし合わせ、「両モデルの発売自体が少なくとも9月まであり得ない」と推測。そのため包装資材すら発注されていないiPhone8の発売は、当分先になると見こんでいる。

次いで米ニュースサイト「ビジネス・インサイダー」 が、ドイツ銀行による同様のメモについて報じた。ValueWalkの報道をうけたドイツ銀行のアナリストが、「年内のiPhone 8の発売の可能性は低い」との見解を、顧客向けのメモで示唆したというものだ。

「発売を決定づける主要因の欠落と技術上の問題などから、今秋iPhone 8が市場に出回るのは難しい」と結論づけているという。

ビジネス・インサイダーは、関係者の情報がいっさい公開されていないこと、ValueWalk自体が特にApple製品に関する最新の情報源として知られていないことを挙げ、報道の信憑性に疑問を唱えている。またドイツ銀行によるメモも、筆者の調べたかぎり一般公表されていない。

■「友人から入手した」iPhone 8の試作品写真?

ValueWalkはその一方で、発売が迫っていることを示唆する要因についても報じている。例えばTwitter上で出回った「iPhone 8の試作品」 とされる写真だ。投稿者は「フォックスコンによるとCNCモデル」とコメントしているが、正確な入手先については「友人から入手した」と曖昧だ。

写真の「iPhone 8」にはホームボタンがついておらず、この情報が正確であると仮定した場合、iPhone 8はホームボタンを廃止したサムスンGalaxy S8のような方向性に傾くことが予想される。

またiPhone 7で初めて搭載されたデュアルカメラ機能のデザインが、大幅に変更されるとの報道も流出している。

■iPhone 7ではなくiPhone 8のみ発売?11月までずれこむ?

これらの詳細に加え、中国のニュースサイト「micgadget.com」 などは「年内に発売されるのはiPhone 7ではなく、iPhone 8とiPhone 8 Plus」と報じている。ただしこちらも情報源は「フォックスコン内部関係者」である。

もう少し信憑性の高いものでは、タイを拠点とするKGIセキュリティーズのアナリスト、ミン・チー・クオ氏 による「iPhone 8の発売は10月か11月にずれこむ」というものだ。

クオ氏は長年iPhone市場を分析していることで知られているが、iPhone 8が最先端の技術を屈指したモデルとなるため、「技術上の問題解決で手間取っている」と述べている。

Apple製品関連の情報サイト「9To5Mac.com」 は、Appleがリスクを軽減すると同時に交渉で優位に立つ意図で、サプライヤーを分散させる傾向が強い点を指摘。iPhone 7の包装資材入荷予定が6月下旬だという報道に対し、「ほかのサプライヤーからiPhone 8用の包装資材が入荷しないという確証はない」としている。

仮にiPhone 8用の包装資材入荷が遅れたとしても、「iPhone 7よりも発売が遅くなるというだけで、いずれ発売されることに変わりはない」。

最新のiPhoneを一日も早く入手したいファンにとっては、まだまだ待ち遠しい日々が続きそうだ。(アレン琴子、英国在住フリーランスライター)

最終更新:5/5(金) 8:40
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