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役所広司、ライバルは「仁義なき戦い」 アウトロー映画の“聖地巡礼”呉でギラつく

デイリースポーツ 5/5(金) 6:00配信

 俳優・役所広司(61)がこのほど、広島県呉市で行われた主演映画「孤狼の血」(2018年春公開)のロケに参加し、作品への意気込みを語った。

 映画は暴力団同士の抗争に深入りする警察官の姿を描いており、「仁義なき戦い」(1973年)や「県警対組織暴力」(75年)をほうふつとさせる。「仁義-」の舞台でもあった呉市での撮影は、いわば日本アウトロー映画の聖地巡礼。役所は「エネルギーは、ぼくたちもあの名作に負けないように」と目をギラつかせた。暴力団の若頭を演じる江口洋介(49)も「『仁義-』のDNAをつなげていきたいという気持ちです」とまじめにワルの伝統継承を誓った。

 「凶悪」(13年)や「日本で一番悪い奴ら」(16年)などを手がけた白石和彌監督(42)がメガホンを取っているだけに、現場は危険な香りが漂っている。役所は刑事役だが「あらゆる“やっちゃいけない”っていうものをやろうとしてます」とニヤリ。殴られる場面の多い後輩刑事役の松坂桃李(28)は「ここまで血が飛び出たりとかはこれまでなかったかも」と感想を口にした。

 実は「仁義-」では呉でのロケは行われなかっただけに、地元は早くも盛り上がりを見せている。ロケ地ごとに積極的に、炊き出しやお茶のサービスがあるそうで、松坂は「熱量がすごい」と驚いていた。3人とも広島弁には苦心しているが、役所は「町の人の声も聞こえてきて、この映画にとっては最高ですね」と生の“方言指導”に感謝していた。

最終更新:5/5(金) 8:16

デイリースポーツ