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【フィリピン】PPP事業、ハイブリッド方式が得策=財務相

5/5(金) 11:30配信

NNA

 フィリピンのドミンゲス財務相はこのほど、官民連携(PPP)方式で進めるインフラ整備事業について、今後は建設を政府が担い、運営を民間企業に委ねる「ハイブリッド方式」での推進が望ましいとの見解を示した。
 ドミンゲス財務相は声明で、民間企業が建設、運営の両方を担う通常の方式では、交渉に時間がかかるため、事業実施を決定してから着工まで平均29カ月を要すると指摘した。これに対して、政府が民間企業と契約して建設を行い、完成した施設は入札で指名された民間事業者が運営するハイブリッド方式では同問題が改善。これを採用したプラリデル・バイパス有料道路、中部ルソン接続高速道路(CLLEX)の拡張事業が9カ月で着工にこぎ着けたことに言及し、時間短縮の面でハイブリッド方式が望ましいとの考えを示した。
 さらに同相は、ハイブリッド方式ではリスクが減るため、PPP事業への投資に消極的な海外のファンドから資金を集めることが可能になるほか、政府が低利の融資を取り付けることができるため、建設コストも削減できるといった利点を強調。ドゥテルテ政権は同方式を重視し、PPP事業を推進していく意向を表明した。

最終更新:5/5(金) 11:30
NNA