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【オーストラリア】第一生命系TALも参戦 ANZ資産部門の買収争い

NNA 5/5(金) 11:30配信

 4日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューは、第一生命傘下でオーストラリアの生保大手TALが、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)資産運用部門の買収を検討していると報じた。これまでは第一生命も食指を伸ばしているとは報じられていたものの、傘下のTALを通じた買収の動きが強まっているもようだ。海外の保険大手も買収を検討している中で、日系企業が有力だとみられている。【NNA豪州編集部】
 TALはコンサルティング会社グリーンヒルと会計大手デロイトにアドバイザリー業務を委託して、ANZの同部門の買収についての検討を進めている。ANZは同部門の買収に関心がある企業に対して、5月末までに買収額を提示するよう求めている。
 オーストラリアの保険業界に詳しい関係者はNNA豪州に対して、売却先候補に挙がっている企業に変化はなく、例えば特段にTALが前のめりになって話を進めているという訳ではないだろうとしている。
 ANZは売却先として、同部門の切り売りをせず、商品ブランドの維持が可能な企業を求めており、売却額は45億豪ドル(約3,767億円)に上るとみられている。
 売却先の候補は、TALやMS&ADインシュアランスグループ、明治生命、安田生命などの日系企業のほか、アジアの保険大手AIAグループ、スイスのチューリッヒ、米生命保険大手メットライフなどとなっている。

最終更新:5/5(金) 11:30

NNA