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【台湾】メモリー威剛、6月に家庭向けロボット発売

NNA 5/5(金) 11:30配信

 メモリーモジュール大手の威剛科技(エーデータ)は6月から、家庭用ロボットの予約受付と販売を開始する。世界の家庭用ロボット市場が今後拡大すると見て、得意とするNAND型フラッシュメモリーやモバイルDRAMモジュールの技術を応用して市場に攻め込む構えだ。
 4日付蘋果日報が伝えた。ロボットは高さ約40センチメートルで、円筒形の液晶ディスプレーを搭載し、3カ所の車輪で自走する。4月下旬に開催された見本市「未来商務展(フューチャーコマース)」の期間中にプロトタイプ版が「ibotn」の愛称で初公開された。同社の陳立白董事長によると、ロボットは高耐久性のきょう体と、AI(人工知能)、ソフトウエア、ハードウエア、オーディオ、映像の各機能を一体化し、男女年齢を問わず親しみやすいプログラムを搭載する予定。家族間のコミュニケーションや幼児教育、セキュリティーなどでの需要を想定しているという。
 製品版は今月30日に開幕するアジア最大規模のパソコン部品・ICT(情報通信技術)製品展示会「台北国際電脳展覧会(コンピューテックス台北)」で公開し、まず台湾市場での予約購入受付を開始する。威剛の広報担当者は製品版についてNNAに対し、コンピューテックスの開幕に先立ちメディアに披露する機会を設けると述べた。
 台湾では16年9月から、EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業傘下の沛博科技がAI搭載ヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」の法人向け納品を開始。今年1月には華碩電脳(ASUS)の家庭向けロボット「Zenbo(ゼンボ)」の発売が始まった。パソコン大手の宏碁(エイサー)もAI搭載ロボット「Jibo(ジーボ)」の発売準備を進めている。

最終更新:5/5(金) 11:30

NNA