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春季高校野球静岡県大会準決勝 磐田東―東海大翔洋

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/5(金) 8:13配信

 ■翔洋 飯沢が1失点完投

 ▽準決勝(草薙第2試合)

 磐田東(西部1位)

 000000001―1

 00100110×―3

 東海大翔洋(中部1位)



 ▽二塁打 樋口(磐)

 ▽試合時間 2時間4分

 【評】東海大翔洋が少ない好機を生かした。

 押し出し四球と内野安打で2点を先行。七回は三塁走者の奥村が相手捕手の一塁送球の隙をついて本塁を陥れた。飯沢は1失点で完投した。

 磐田東は九回に武内の中前適時打で1点を返したが、反撃が遅かった。

 ■巧みな「間」打者手玉 東海大翔洋の飯沢

 2試合連続でコールド勝ちした準々決勝までとは対照的な展開にも、エースの安定感は揺るぎなかった。東海大翔洋の飯沢は磐田東の強力打線を1点に抑えた。地区大会から7試合に登板し、わずか2失点。原監督も「さすが(背番号)1番」と満足げだ。

 投球の間隔を巧みに使い分け、制球良く内外角を突いた。走者なしのときは、捕手の返球を受けるとすぐにサインを確認して投球動作に入る。逆にピンチではじっくりと時間をかけて打者と対峙(たいじ)した。「相手に考えさせないように間をとらない。ランナーが出たら考えさせる」。中学時代から変わらない自らのテンポを貫いた。球速表示が出ないほどのスローカーブも使い、打者の打ち気をそらした。

 反省点は満塁のピンチを招いた初回と3連打を許した最終回。いずれも2死走者なしからだった。「1試合で2度も気の緩みが出てしまった。この投球では静岡に勝てない」。意識は自然と因縁の相手に向く。

 静岡には東海切符を懸けた昨秋の県大会3位決定戦で敗れている。「倒すことを目標にやってきた」と飯沢。雪辱に燃えるナインの臨戦態勢が整った。



 ■エラー二つと7四死球痛手 磐田東

 競り合いで一歩及ばなかった磐田東。安打数は互いに7本ずつ。勝負を分けたのは2失策、7四死球だった。山本部長は「これだけ多いと、負け試合になる」と冷静に結果を受け止めた。

 東海大翔洋の左腕飯沢の低めに集める投球に、八回まで散発4安打に抑えられた。「追い込まれ、打たされた」と後藤。最終回には3連打で1点を返したがそこまでだった。

 第1試合で静岡の逆転サヨナラ勝ちを目撃した後藤は「あそこで勝てるチームが甲子園で通用するんだと(差を)実感した」。

 3位決定戦も全力で戦う。袴田主将は「緊迫した場面での打撃や無失策を意識し、修正して臨む。勝って夏を迎えたい」と、気合を入れ直した。

静岡新聞社

最終更新:5/5(金) 8:13

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS