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藤浪、遺恨試合でバレ斬り!「覚悟持って」3の0!2K

スポーツ報知 5/5(金) 6:07配信

◆ヤクルト1―7阪神(4日・神宮)

 当てつけのように顔面をガードした大砲を、最後は力勝負でねじ伏せた。連続四球で招いた8回無死一、二塁のピンチ。藤浪は内角高めの速球でバレンティンを一邪飛に斬り捨てた。“遺恨試合”となったゲームで7回1/3を4安打7四球ながら1失点と力投し、自身3連勝。「まだ余計な四球が多い。投手としては回の途中で降りるのはよろしくないですし、そこは反省しないといけない」。その表情に満足感はなかったが、役割はしっかり果たした。

 ボールが荒れるたび、ヤクルト・ファンからは痛烈なヤジが飛んだ。同カードへの登板は4月4日(京セラD)以来。何度も右打者の顔面付近に球が抜けた揚げ句に、畠山への死球で大乱闘を招いていた。そしてこの試合、バレ砲は今季から導入した顔の下半分を覆い隠すヘルメットで“対策”を講じてきたが「気にしていたら勝負できない。覚悟を持って投げたつもり」。1四球は与えたが2奪三振で3打数無安打に封じた。

 乱闘以降、制球難を改善しようとアップ後に金村投手コーチとキャッチボールを行い、力みのない投球を意識してきた。コーチからは「どうしてもマウンドでは力が入る。球を離してから腕を振るぐらいの感覚で投げてみれば」とアドバイスを送られた。それでも悪癖は改善されず登板4試合で計22四死球となったが、防御率は1・78。打者は荒れ球を意識しすぎるあまり腰が引けたスイングになるなど、制球難が思わぬ効果を生んでいる。

 「(乱闘の影響を)心配したけど、そこは乗り越えないと。抜け球は多かったけどよくできたと思うよ」と金本監督。就任2年目で最多となる貯金5をもたらした右腕を、絶賛ではなかったが褒めた。(金川 誉)

最終更新:5/5(金) 6:07

スポーツ報知

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